甘味処メロニ庵

□第八回放送
1ページ/2ページ

♪ぱっぱっぱやっぱ
ぱっぱっぱやっぱ
逢う時はいつでも〜他人の二人〜
私は私〜そしてあなたはあなた〜♪


メロ
「ご無沙汰…してま…す…甘味処・メロニ庵のパーソナリティ…メロちゅです…」

ニア
「ど…も………相…方のにゃ〜…で…」

メロ
「キ…キツい…俺は湿気に弱いんだ…」

ニア
「わた…しは暑さに弱いんです…
噂には聞いていましたけど…東京の梅雨がこれ程のものとは…
あぁ…蒸す…」

メロ
「ADさ〜ん、まだエアコン直んないの〜?」

ニア
「今日帰っちゃ駄目ですか…?
どうせリクエストメールもないし…」

メロ
「こんなじっとりした中じゃゲストのウエディ姐さんだって嫌だろ?」

ウエディ
「えっ?う〜ん…あたし死んでるから…感じない」

ニア
「(びびっ)
やっちょっ!?お、お呼びする前に出て来ないで下さいよ、吃驚したなぁ…
(どきどき)」

メロ
「それに出入りするならちゃんとドア使ってくれよ。
壁抜けてくんだもん、焦るよなぁ…」

ウエディ
「今度からそうするわ。
ところで今日はずっと喋ってるの?メール来てないんでしょう?」

メロ
「喋るのも…かったりぃ…」

ニア
「早めに切り上げて何処か涼しい処にでも行きますか…?」

ウエディ
「あっ、それじゃこう云うのはどう?
機材持ち出してスタジオの外で収録するの」

ニア
「外は雨ですよ…?」

ウエディ
「誰も屋外なんて云ってないじゃない。
このビル地下に喫茶店やレストランがあったでしょう?そこなら空調も利いているわ。
無理してこの時期エアコンの壊れたスタジオに籠もる必要ないわよ」

メロ
「………それで飲食店に血塗れの姐ちゃん連れてけってか?(汗)」

ウエディ
「えっ?あたし血塗れ!?やだ、鏡どこ?
あぁ、このガラスでいいわ、そっちの照明もうちょっと落として…げ!」

ニア
「あ…凹んだ…
今まで気付いてなかったんです?」

ウエディ
「死んだ時が死んだ時だから想像しておくべきだったわね…
そう云えばアイバーも来たんでしょう?彼どうだった?」

メロ&ニア
「もうげっそり」

ウエディ
「癌だったらしいものね〜、痩せるわ一気に」

メロ
「ちょっと羨ましい?(笑)
おしぼりもう2〜3本持って来ようか?まだ首の後血ィべったりだよ?」

ウエディ
「やだっ、拭いて拭いて?」

ニア
「はい、髪は綺麗になりましたよ?
あぁでも思い出しますね…昔はよくこうしてLの寝癖を直したりしました」

メロ
「あぁ…懐かしいな…
それにしてもL…来る来るって一体いつ来る気なんだろうな?」

ウエディ
「うそっ、Lとコンタクト取ってるの?あたしも逢いたいわ」

ニア
「直接本人とじゃないんですよ。
間にパピィが入ってます」

メロ
「なっ、何ソレ、パピィって?夜神パパの事!?
ちょ…新しいじゃん(気に入ったらしい)」

ニア
「(またこの子は子供みたいな事を…)
最近そう呼ばれてるらしいですよ、おねだりなんかする時に」

メロ
「え、えるらしー(汗)」

ウエディ
「えるらしー(汗)」

〜♪〜〜♪

ウエディ
「え?何、この音?着メロ?」

ニア
「あっ、私です!
すいません、収録中なのに音切るの忘れてました…」

ピッ

メロ
「恋のぼんちシートかよ…
お前お笑い系なら古今東西なんでもアリか?」

ニア
「探したけど見つからなくて…パソコンで自分で作ったんですよ。
あ、リクエストメールですよ?そう云えば転送する様に設定してて忘れてました」

メロ
「ふ〜ん、な、早く読めよ♪」

ニア
「えーと『メロちゅさん、にゃ〜さん、こんにちは。
今ラジオのスィッチを入れたらお二人がだらけていたので喝を入れる為にメールしました』

あっ、ああぁ〜、すっ、すいませんっっ!
しゃんとします、はい。

『暑さや湿気に弱いのならこれから先大変ですよ〜?東京の夏はハンパなく蒸します。
エアコンが壊れてるとは云え、今からこれでは真夏の収録が心配です。
まさか夏の間は放送をお休みするなんて云いませんよね?』

メ…メロ…もっと暑くなるそうですよ?
私本気で放送休みたくなって来ました」

メロ
「お…俺も…(汗だく)
どうする?来週またメールなかったら暫く放送休んじゃう?」

ウエディ
「あんた達甘えた事抜かしてるわねー(汗)
どんなお坊っちゃんよ、いいご身分ね」

メロ
「いっ、いや、マジでやばいんだって、俺達の場合!
Lもそうだったけど暑さの酷い夏は必ず一夏の間に5〜8kgは減るんだって!」

ニア
「私達…そんなに背は高くないですけど、男子で45kgないってのは流石にちょっと…
私、入院した事ありますし…」

メロ
「Lなんか一週間に10日は倒れてたよな(笑)
ほら、覚えてるか?俺がななつの年すっげー暑かったじゃん、あの時なんか…」

ウエディ
「昔話に盛り上がるのはいいけどメール続き読まなくていいの?」

ニア
「あっ、しまっ…!
す、すいません、こう暑いと頭がボーっとして…

えぇと『元気が出る様に賑やかな曲をリクエストしますね?
モー娘。でひょっこりひょうたん島。マジで元気出ますv
あっ、それからメロくん、昨日また新しくMD落としたの送っといたから着いたら聴いてね。またヤンキースの試合が見たい娘。より』」

メロ
「Σ( ̄□ ̄;)
粧裕っちかーーーっっ!!
ひょうたん島なんて俺古い方しか知らないぞ?」

ニア
「誘拐した娘と連絡しあってる誘拐犯なんて普通いませんよ…(汗)」

ウエディ
「メロらしい気もするけど…(汗)
はいCD、古い方はなかったわよ?」

メロ
「い、いいんだよ、リクエストはモー娘。の方なんだから。
それじゃまたヤンキースの試合が見たい娘。ちゃんのリクエストでひょっこりひょうたん島です」


♪〜


メロ
「あ、何だ、曲そのものは同じなんだ」

ニア
「歌ってる人が違うだけですか。
って、姐さん歌ってるし!?」

ウエディ
「あんたまであたしを姐さん呼ぶかっっ!
あ〜、カラオケ行きた〜い」

ニア
「普段はどんな曲を歌うんですか?」

ウエディ
「んー、セリーヌ・ディオンとかホィットニー・ヒューストンとかエイス・ワンダーとか…
あ、一時期ストロベリー・スィッチブレイドにもハマったわね(笑)」

ニア
「セリーヌ・ディオンは別としてまさに世代ですねー」

メロ
「そう云うお前は何歌うんだよ?
やっぱお笑い系か?」

ニア
「わ…私は歌いませんよ、歌なんか…」

メロ
「なんだぁ?お前この四年間全然歌練習してなかったのか?
他はいっこも勝てなかったけど、歌だけはお前より成績よかったもんなぁ俺♪」

ニア
「ど、どうせ私は下手くそですよ…」

メロ
「お前別に下手じゃないんだよ!
恥ずかしがって腹から声出さないから情けなく聞こえるんだ」

ニア
「メロの前じゃ歌えませんよ…
あなた懐メロマニアに見せかけてオペラとかやるんですから」

メロ
「でもカラオケには女心の歌とか乾杯の歌とか入ってないし…
俺ニアとデュエット歌いたいんだけどなぁ」

ニア
「そ、それは勘弁して下さ〜い(焦)
あっ、ほら、曲が終わりましたよ」

ウエディ
「はい、粧裕ちゃ…じゃなかった、またヤンキースの試合が見たい娘。さんのリクエストでひょっこりひょうたん島でした。
で、ねぇ?あたしもリクエストしちゃ駄目?
日本の曲で覚えたいのがあるのよ」

ニア
「覚えたい曲?何ですか?」

ウエディ
「コブクロなんだけど…」

ニア
「は?焼き肉?」

ウエディ
「焼き肉…よねぇ…?
いい曲歌うのになんでこんなユニット名なのかしら」

メロ
「違う違う、コブチとクロキだかクロダだかの二人組だからコブクロ。
姐さん男の曲なんか歌うんだ?」

ウエディ
「だから姐さん云うなっての!
ねぇ?曲かけてよ〜。どうせ今日はリクエストないんでしょ?
ここにしか咲かない花かけてよ〜」

メロ
「や、そんな声出されても…姐さん可愛い系のキャラじゃないし(汗)」

ウエディ
「悪霊になって高速で事故起こすわよ!あんたの車にぶっつけて!」

メロ
「や…今俺JR使ってるから…(汗)
やれやれ、悪霊になられても困るしかけてもいいか?ニア」

ニア
「構わないんじゃないですか?
あれからメールも来ないですし」

メロ
「いいってさ、姐さん。じゃあ今かけるから」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ