甘味処メロニ庵

□第二回放送
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♪ぱっぱっぱやっぱ
ぱっぱっぱやっぱ
逢う時はいつでも〜他人の二人〜
私は私〜そしてあなたはあなた〜♪


メロ
「なんだ…この番組、まだ打ち切りになってなかったのか(溜息)」

ニア
「オープニング早々気の滅入る事云わないで下さい。

さて、リスナーの皆さんお元気でしたか?
今日もデスノ的アイドル・メロ&ニアがあなたからのメールを読みながらホットなナンバーをお届けします」

メロ
「(な、何急にこいつノリノリになっちゃってる訳?)
この番組ではメールでのリクエストを受付ています。
ラジオネーム・リクエスト曲・番組へのメッセージを書いて是非私書箱の方へメール下さい(棒読み)」

ニア
「今回はちゃんとリスナーの方からリクエストメールが届いてますよ」

メロ
「マジで?ヤラセじゃなくて?
じゃ俺もう施設や組織の奴らに頼むからリクエストしてくれって云わなくてもいいんだな?」

ニア
「(メロ…そんな事してたのか/汗)
とは云ってもまだ一通だけですからね(苦笑)
ではリクエストメールを読む前に今日のゲストに登場して頂きましょう、夜神さーん!」

総一郎
「う、うむ…
どうも緊張するな、こう云う処は…
事件絡みの番組なら慣れてるが本来弥の様なちゃらちゃらした小娘がゲストに来る様な番組なのだろう?
私を呼んだところで浮くだけなのではないか?

…え?生放送中?今の科白全部流れた?そう云う事は先に云ってくれ!(焦)」

メロ
「(このおっさんは俺だって云いたくても我慢してた事をべらべらと…)
あ、あー…CM行く?
あ、メールが先?はいよ。
えーでは最初のリクエストメール、ん?住んでるとこは書いてないな…
ナントカ市のしがない腐女子さん」

ニア
「腐女子…ディレクターと同業者ですか…」

メロ
「えー

『ニアさん、メロさんこんにちは☆』

お、偉い偉い!俺の事メロちゅって呼ばなかったな♪

『私はしがない腐女子という名の貴方達のファンですv』

おい、聞いたかニア!俺達のファンだってよ(嬉)」

ニア
「(照)嬉しいですね、こう云う風に云って貰えるのは。
(デスノ的アイドル本当に狙えるかも…?)」

メロ
「『さっそくリクエストを*
やはりココはお二人を生かして(?)二人組の…
ピーナッツ『恋のバカンス』をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?』

OPとEDが懐メロだとリクエストも懐メロだよ…(汗)」

ニア
「(懐メロなのか…メロ、相変わらず詳しい…)
温故知新と云うやつですね(笑)」

総一郎
「あぁ、懐かしいな。
君達若い人もたまにはこう云う古い曲を聴いてみるといい。
私はザ・ピーナッツは【振り向かないで】や【情熱の薔薇】が好きだな」

メロ
「(振り向かないでか…Lがよく歌ってたな)

『メロニ庵いいですね〜!
毎回聞いちゃいますYO★
お二人の竜崎への愛がヒシヒシと伝わってきます♪
それでゎ、この辺で失礼いたします!』

竜崎?こっちじゃLより竜崎の方がポピュラーな呼び方なんだな。
しがない腐女子さん、有り難う!俺達これからも頑張るよ」

総一郎
「竜崎への愛なら私も負けるつもりはない」

ニア
「え…?
(ラ、ライバル!?)」

メロ
「(ま…まさかLに彼氏が出来たって噂、本当だったのか!?しかも相手はこのおっさん!?)
と、ところで夜神のおっさん、日本警察でのキラ事件の捜査は進んでいるのか?(棘のある言い方)」

ニア
「お、おい、メロ!
すいません夜神さん、メロは口が悪くて…
で、捜査は進んでやがるのか?キリキリ吐かんかい、ワレ(髪を弄びながら満面の笑みで)」

総一郎
「…………(汗)
君達…私の事が嫌いだろう。
さては竜崎の事が好きだったんだな?」

メロ&ニア
「ぎくっ!」

総一郎
「やはり…な。
嫉妬か、若いな。竜崎は私が妻帯者だと云う事などまるで気にとめていなかったぞ?
寧ろ家内とは非常に仲がよかった」

メロ
「Lって…大人(尊敬)」

ニア
「う…Lが愛した人なら私にだって…愛せる…は…ず…
くっ、そ、それよりしがない腐女子さんのリクエスト曲をかけなければ!
ザ・ピーナッツで恋のバカンスどうぞ」

♪〜


〈曲の合間に何やら既に総一郎に懐き始めているメロ。日本に入ってからのLの行動について質問攻めしている様だ〉


ニア
「はい、しがない腐女子さんのリクエストで恋のバカンスでした。
(メロずるい…私だってLの事が聞きたいのに!)」

メロ
「(何勝手に意地張ってるんだ?ニアの奴)
それじゃ次のメール読む前にCMだ」


♪新〜しい風がお〜きて〜心〜安らかな未〜来〜♪


メロ
「って、またローカルCMかよ!
全国放送で地方の温泉旅館のCM流してどうすんだよ!」

ニア
「メロ…前回の放送から思ってたんですけど…懐メロといいローカルCMといい、どうしてそんなに日本に精通しているんです?」

総一郎
「そう云えば竜崎もやけに日本の俗事情に詳しかったな…
どこからそう云う情報を仕入れて来るのか私も気になるんだが」

メロ
「別に…日本のチョコが一番口に合うから何となく日本の事調べただけだよ。
Lがどうして詳しいのかは知らない」

総一郎
「メロくんが今かじっているのは森永の一番スタンダードな板チョコだね」

メロ
「うん、これが一番美味いんだ(はぁと)
ロイズの生チョコも捨て難いけどやっぱり板の方が食べやすいし♪」

ニア
「(何となく会話に入って行けない疎外感を感じてちょっと拗ね気味)
それじゃ次のリクエストメール読みますね、東京都のモッチーさん」

総一郎
「モッチー?嫌な予感が…」

ニア
「『メロちゅさんにゃ〜さん今日は』

あぁ…折角忘れていた不名誉なあだ名が…

『前回の放送で同僚のメールが読まれたので私も送ってみました。
でも今日はミサミサはいないんですね。と云うのも私もミサミサのマネージャーだったんです』」

総一郎
(やっぱり模木か…)

メロ
「こないだのゲストって…あいつマネージャー何回変えたんだよ(汗)」

ニア
「『それではリクエストです。アン・ルイスのああ、無情をかけて下さい。宜敷くお願いします』

あっ、この曲は知ってます!ワイミーさんがよく歌ってましたから」

総一郎
(ワタリ…歌うのは演歌だけじゃなかったのか)

ニア
「やっと知ってる曲が聴けて嬉しいです(笑)」

メロ
「それじゃ東京都のモッチーさんからのリクエスト、アン・ルイスでああ、無情どうぞ」

♪〜


〈曲の合間、やっぱり嫉妬が先行して総一郎に懐けないニアをメロが気遣っている。仲が悪そうに見えて意外とお互い気になる存在同士の様だ〉


ニア
「(メロに自分が聞けなかったLの事を教えて貰ってちょっとご機嫌)
モッチーさんのリクエストが流れ終わったところで、そろそろEDに行きますか?」

メロ
「あれ、今回結構おしてるんだ。
ゲストの夜神さん、今日は貴重な話を有り難う御座居ます」

総一郎
「(貴重な話って…CMや曲の間に話した竜崎の事ばかりで番組の為になる様な会話は一切してないじゃないか…)
いえいえ、こちらこそ楽しかったです。
普段息子以外こんな若い人と話す機会がないから有意義な時間を過ごさせて貰った。
いつかまた機会があったら是非呼んで下さい」

ニア
「そうですね、是非。
(今度は私もLの事を聞こう、絶対!)」

メロ
「(Lの事を沢山教えて貰ってすっかりパパに懐いてしまったから名残惜しそうに)
今日のゲストは警察庁次長の夜神総一郎さんでした」

♪ダイナマイトがヨ〜
ダイナマイトが百五拾屯〜



ニア
「はい、EDテーマが流れたところで今日の放送はこれで終了です」

メロ
「放送時間延長もありって聞いてたけど…早速長かったな、10分位延長したか?(汗)」

ニア
「番組では引き続きリクエストメールを募集します。
ラジオネーム・リクエスト曲・番組へのメッセージを書いてメールにて送信して下さいね」

メロ
「次回のゲストは世界的詐欺師・アイバーを予定してるから、彼への質問も同時に募集するぜ!
キミからのメール楽しみに待ってるよ♪」

メロ&ニア
「SEE YOU IN NEXT. HAVE A NICE DAY!」
《続》

〜楽屋裏話〜
メロ
「はぁ、今回もなんとか終わったな」

ニア
「打ち切りはまだもうちょっと先になりそうですね」

メロ
「何その微妙な言い方(笑)
打ち切りになって欲しいの?欲しくないの?」

ニア
「いえ、最初思いつきでデスノ的アイドルとか云ってみたんですが、メールでファンですなんて云われて不覚にもその気になってしまって…(照)」

メロ
「あぁ、それで番組続けてもいいかな〜って?
お前存外単純だな(笑)」

ニア
「スパゲティのCMみたいな言い方しないで下さい」

メロ
「おっ、ニアもだんだん日本通」

ニア
「それよりずるいですよ、メロばっかりLの事をあんなに聞き出して…
まぁ今は番組収録の時しか逢えない身ですから?お仕置きも兼ねて次の放送までの分犯りだめさせて貰いますよ♪」

メロ
「え、ちょっ!まさかここで…あっ!
ぃゃ…あぁぁん!だっだめそこ!あっあっあっ、許して………ぇ!」
2005/05/01放送

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