腐向け

□一度生を受けて(カリグラ×ラディッツ)
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ラディッツは夜空を見ながら呟いた。孤独に生き、孤独に死んだ男…。それがラディッツの織田信長に対しての印象だ。
カリグラ「…俺も何度か会ったことがあるぞ。」
ラディッツ「お前の時代から遥か先だろ?。」時空移動だ、とカリグラは言った。
カリグラ「この鎧もやつのでな。貰ったんだ…唄もその時に教えてもらった。」カリグラはチラリとラディッツを見て、口に弧を描き言った。
カリグラ「お前に、似ていたよ。信長は。」
ラディッツ「俺に…?。弱虫言われていたやつだぞ。」
カリグラ「そいつらは、見る目がないだけだ。織田信長は…うつけと言われていたが後に魔王と言われてた。そして、己のを嫌と言うほど貫いていた。」ラディッツ、お前もだろ?。とカリグラは、言った。
ラディッツ「…どうだかな。」
カリグラ「…美しい男だったぞ。」男にしては整っていたな、とカリグラは思った。ラディッツは、まぁおのれのもあるし両親のもあるだろ。
ラディッツ「…そうか。俺はバカパクリから、話しか聞いていない。」そういうとラディッツが、何かを言い始めた。
グッと、カリグラはその言葉に固唾を飲み込んだ。
死のふは一定
忍び草に何をしようぞ
一定語りをこよすのよ
ラディッツ「バカパクリが、よく吟ってた奴のひとつだ。『死ぬ運命は決まっている、死後己のことを語ってもらうために何をしよう。』という意味のようだな。」
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