腐向け

□月夜の鬼と戦士
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スパァー……と紫煙が部屋一体に広がる。
ラディッツは起きて、その紫煙を吐く持ち主を見た。持ち主は円形の窓の窓際に腰掛け半月を見つめている。
その男は己と同じ姿をしているが、左目に三日月の形をした傷そして龍の瞳のような輝きと鋭さを持った瞳だ。
己と違い目の色は藍色で夜の空の輝きを持つ。
「…なんだ、起きたのか"俺"」彼はちらりと目を覚ました自分を見つめて声をかけてきた。
「あぁ、眠れなくて」
「それは夜あんなに俺を求めてきて中に出してきたからなぁ」ゴホッ!と飲み込もうとした水を吐き出し相手を見る。
相手はケラケラと笑い初なやつだなぁと火でった肌を着物からさらけ出し自分の頬に手を置いてきた。
「その体で俺を獣のように求めたのは誰だァ?。え??、ラディッツ」
「だまれ…淫乱に腰をふって果てたのは貴様だろ!」はっ、とかれ…別次元の己・月鬼はするりと首に腕を回しいう。
「その、淫乱が好きなのはだれか??」くすりと笑い口付けてくる。
「俺とお前は二つで一つだ、身体の相性もよくそこらの女や男より俺は最高だろ??」
「お前以外としたことないからわからんがな」
「そうか、まぁ俺はお前を誰にもやる気がないがなぁ」月鬼はそう言い、自分を押し倒してくる。
月光がさしてきて彼をあでやかに照らす。黒の髪は妖しく光り、彼を人のものではないと現してた。
「また欲情したのか??」
「うるさいっ」可愛いやつ、と月鬼はいいキスをした。
「ヤロウぜ?」
「淫乱野郎が」そういい月鬼が離れた瞬間に乱暴に口付けて押し倒した。


 

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