腐向け

□俺と゛俺″
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「これが俺かよ…、拍子抜けだな。せっかくベジータたちから奪い取ってきたのに…」は…?、とラディッツは目を覚ます。たしか俺は…、と情報を整理した。
そうだ、先程までベジータとナッパと遠征に行っていた。うん、そこまではいい。ではそのあとは?、確かコンマ一秒ほどの速さでベジータたちがボディーアプローを食らわせられたり、蹴飛ばされて気絶した。んで、そのあと俺が手刀をくらって…誘拐されたのだ。どこぞの機動お化けよろしくの速さで。
目の前の男を見る。えっ…と、ラディッツは口と目を開く。いやいや、嘘だろ。うん。
そっくりなのだ、自分に。顔も背も声も。違うとこをあげれば格好だろうか、相手は戦闘服はおろかスカウターもつけていない。雰囲気も明らかにフリーザ以上だ。なにこのS、ダレオシエテな状態である。
自分の体を見たところ縄で縛り付けられてある。この男がしたのだろ。
「誰なんだよ…!、お前は!!。」
「人の話を聞いていないのか?、間抜けが。」だから誰なんだよ‼、ラディッツはツッコム。
「誘拐されたくそやろうが、俺に意見するか?。」ギロリ、と男は射ぬかないばかりにラディッツを睨み付けた。大地が悲鳴をあげて震えるほどにだ。ベジータを越す実力なのは、間違いな。だがこれだと明らかにフリーザクラスだ。
「…まぁいい、教えてやる。俺は同じことを二度を言うことは好きではない。…俺は貴様だ。」
「…はぁ?」この男、なんといった。俺?、え俺だと?。こんなどこぞの魔王みたいなやつが俺だといったのか。
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