腐向け

□兄と弟3
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翌日の昼。幸いにも今日は土曜日で休みだった。
カリグラは、仕事なので今日は家にいない。
部屋からでてリビングに行くと、弟がソファーで寝そべっていた。己の存在に気づくと起き上がり己を真剣に見つめてきた。
ラディッツ「なんだ、バカ。」
カカロット「…兄ちゃんさ、カリグラ兄ちゃんのことなにもわかってねぇよな。」は?、なにをとキョトンとしてカカロットを見ると言われた一言になにも言えなかった。
カカロット「カリグラ兄ちゃんに昨日化け物いったろ?。カリグラ兄ちゃん…




影でずっとその言葉を周りから言われてて傷ついていたんだぞ。」傷ついていた…?、あの常に泰然としていた兄が。周りから?、己からしたら期待と好意を向けられていたやつが?。
カカロット「オラ、カリグラ兄ちゃんがでぇすきだからよくついていって周り見てっから気づいたけどよく言われてた。それに…カリグラ兄ちゃん、開き直ったりしてるけど心じゃ泣いてっぞ。それなのに、」
ラディッツ「なんだ…!」途端カカロットが、胸元を掴みいつものから予想つかないぐらい怒気をまとった声を出してくる。
カカロット「カリグラ兄ちゃんを化け物言うんじゃねぇ!!。カリグラ兄ちゃん、ずっと兄ちゃんのこと気にかけてるってのに!。昨日のこともカリグラ兄ちゃん、オラに『俺のせいですまんな』って言ってきたんだぞ!。」
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