腐向け

□森のなかにいたきみ
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「こんな猛獣ども、ここにはたくさんいるぜ。気をつけろよ…宇宙一の戦闘民族だろ」
「うん……なぁ、お前名前なんていうんだ?」
「名前?」
「…その、助けてくれたから…」目を細めて聞いてくる自分とそっくりのこどもにラディッツは恐る恐る言葉を返した。子供は少し考えて話しかけてくる。
「……カリグラ。おまえは?」
「…ラディッツ」そうか、とカリグラは無邪気に笑いよろしくなと答えてきた。
「ラディッツはなんでこんなとこに来たんだ?」
「…俺は、ターレスってやつと競争で宮殿を探していて…」
「宮殿?、あぁ向こうのか。」カリグラの言葉にラディッツは驚き、見たことあるのか!?と聞き返した。
「あるぜ、俺よくこの森に来ているからさ。案内してやろうか?」
「いいのか?」
「いいさ、俺この森なれているし守ってやるからさ。」そういってラディッツの手をつかみカリグラは歩いていく。
「なっおい!、俺守られなくても……!!」
「即対応できないやつは守ってやらないとダメだろ?。ほら、行こうぜ!!。」

ガサガサ、と木々のなか抜けていくとカリグラが笑ってここだよと話しかけてきた。
「……すげぇ…!」そこにはみたことのないような色鮮やかな鳥や蝶が飛びまい、キラキラと光っていた。池がありそこにも色とりどりの魚や遥か昔にいそうな蟹や海老、魚もいる。
花も浮いていて小さい蝶や虫たちが羽を休めていた。
まるでお伽話しに出てくる場所だ。
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