【大人向け】白×鬼

□四月馬鹿、それから・・・
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片手で鬼灯自身を扱きながら、先端に舌先を寄せる。

そのまま、蜜を掬い上げるように舌を這わせる。

「んぁ・・・あー・・・っ・・・!」

敏感な箇所に強い刺激を受け、鬼灯の腰が僅かに浮く。

「ん・・・美味し・・・」

蜜を余すことなく舐め取ろうと、蜜を垂らす孔に舌先を押し付ける。

それだけで、鬼灯は快感に打ち震え、喘ぎが更に甘いものになる。

「あああぁぁっ!はぁ・・・ぁ・・・!」

強すぎる刺激に思わず、髪を掴む。

「あっ・・・あ・・・やぁ・・・」

「可愛い声・・・」

舌を尖らせて、自身の根元から先端にかけてゆっくりと舐め上げてから、すべてを口に含む。

「ぁーー・・・っ・・・あああっ・・・!」

口内でびくびくと脈打つそれに愛おしさを感じながら、舌と喉を駆使して、更に鬼灯を快楽の淵へ突き落す。

「あん・・・っ!だめ・・・です・・・」

髪を掴む手にはもう力が入っておらず、ただ頭に添えられているだけだ。

溢れ出る蜜と己の唾液で滑る口内で鬼灯自身を扱く。

「やだ・・・やあぁ・・・っ・・・」

鬼灯の内股が震えはじめる。

それが合図とでも言うように、人差し指を鬼灯の更に奥に潜む秘所へと這わせる。

急な感覚に身を竦ませる鬼灯。

秘所の周りを丁寧に外側から解すように撫でる。

「あ・・・あぁぁ・・・ん・・・」

程無くして、再び身体から力が抜けていく。

それを見計らい、人差し指をゆっくりと中に埋める。

口内の中で自身が一際震える。

「んああぁ・・・!ん・・・あぅ・・・」

中の温かさを感じながら、指の腹で襞を擦っていく。

「あん・・・はくたく・・・さ・・・」

濡れた瞳を向けられる。

その瞳の縁には涙が溜まり、今にも零れ落ちそう。

鬼灯自身を音を立てながら吸ってやりながら、その瞳を見つめ返す。

僕の視線に射抜かれた鬼灯は、眉を切なげに寄せ、弱々しく首を振る。

まるで、何かを訴えているよう。

鬼灯に見せつけるように、口内からゆっくりと自身を引き抜く。

唾液と蜜に塗れたそれは酷く淫靡だ。

「なに・・・?もう出そう?」

息を荒げる鬼灯に業とらしく訊いてやる。

同時に中に埋め込んでいる指をぐにゃりと曲げる。

「あぅん・・・っ・・・んっ・・・」

勃ち上がり、震えるそれをぼぉ・・・っと見つめながら、首を縦に振る。

「もう、舐めるのはいいの?」

僕の言葉にただただ頷く。

もう、ほとんど快楽に呑まれている。

「ふふっ。鬼灯は我侭だね・・・じゃあ・・・こっちでイかせてあげる・・・」

緩い収縮を繰り返す秘所にもう1本、指を埋め込む。

「うぅ・・・っ・・・あ・・・ぁ・・・」

中を押し広げられる感覚に、微かに呻くが、直ぐに快感を拾い始め、甘い声をあげる。

「あんっ・・・あん・・・っ」

根元まで埋めた2本の指で腹側の内壁を押し上げ、圧迫する。

「あああぁぁっ・・・!は・・・うあぁっ・・・!」

鬼灯の身体が大きく跳ねる。

焦らすことなく、鬼灯が一番悦ぶ箇所を刺激してやる。

「お前が好きな前立腺だよ・・・気持ちいいでしょ?ほら、ほらっ・・・」

「あーー・・・っっ!そこ・・・そんなにしちゃ・・・はぅ・・・あぁっ・・・」

今度は、前立腺を指先で擦りあげながら、指を出し入れさせる。

僕の指をきゅうきゅう締め付けてくる。

ぴくぴく跳ねる腰を抑えつけて、鬼灯を追い詰めていく。

「あぅ・・・んああぁぁ・・・」

解放を求めて震え続ける自身から溢れ出る蜜が、竿を、柔らかい袋を伝って、指で犯す秘所へ垂れ流れる。

中へ入り込んだ蜜が、指と内壁の摩擦によって泡立ち、湿った音を立てる。

「あ・・・あ、あぁっ!はくたくさ・・・も・・・ぉ・・・」

シーツを握り締めて、快楽に顔を歪める。

「イキそう?いいよ、僕にイクとこ見せて?」

内壁を擦りあげる指の動きを速め、鬼灯の絶頂を促す。

「あ・・・だめ・・・そんな・・・っ・・・見な・・・でぇ・・・」

「いいからイケよ・・・ほら・・・っ」

必死で頭を振る鬼灯の前立腺を揉むように刺激してやれば、あまりの快感に目を見開く。

「やああぁぁ・・・っ!あぁ・・・出・・・るぅ・・・出ちゃ・・・あぅ・・・あぁぁぁぁぁ・・・っ・・・」

鬼灯自身から精が飛び散り、内壁は不規則な締め付けを繰り返す。

「ぁ・・・ぁ・・・」

「可愛いよ、鬼灯・・・」

激しい絶頂の所為で虚ろな表情の鬼灯に口付ける。
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