天才ハッカーX

□部員と捻くれ狼
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主人公2side

日「そう言う事で、よろしくお願いします。霧島 結木さん」

霧「…」

昨日、連絡があった。それは俺の通う氷帝の教師・榊さんからで立海の夏葉が参加する、と言うことだ。

かなりの気分屋である夏葉、立海はどうやって夏葉をマネージャーにしたのかはすごく知りたい。

夏葉の参加決定により他のマネージャー達も参加が決まった。あと1週間もすればあいつらに会えるんだ。

内心、俺は嬉しくて仕方がない。

宍「よろしくな、霧島!」

同じクラスの宍戸は1番に俺によろしくの挨拶をしてくれた。こいつとはサボリ仲間でもあって、結構話が合うからこいつがいてくれるのも助かる。

霧「俺も、よろしくな」

跡「アーン?なんだ宍戸、霧島と仲いいのか?」

霧「……」

宍「あぁ、そうだぜ?よく教室でも話すしな」

跡「霧島、そうなのか?」

霧「…あぁ」

正直言うと、氷帝テニス部で唯一会話出来るのは宍戸だけ。他の連中とは話した事ないからあまりいい返事は出来なかった。

俺は滝からマネージャーの仕事を教えてもらい、仕事にかかることにした。

向「お前、宍戸とどういう関係なんだよ」

俺よりも小さい同い年の3年生、向日が話しかけてきた。

霧「…さっき、宍戸言ってたけど」

向日にてきとーな説明はしたけど本人は納得いかず。

霧「…(ボソッ)氷帝も所詮は単細胞の集まり」

向「…は?」

霧「いや別に」

向「言っとっけど、俺はお前なんか全然信用しねぇからな」

霧「勝手に言ってろ、能無し」

向「チッ…」

向日はそのまま部室を出て行った。そう、俺は信用されなくていい。

俺はマネージャーがやりたくてやったわけじゃない。

…あいつの真意を確かめるためでもあるんだ。
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