02/07の日記

23:45
ファブラノヴァシリーズ(FF13・15)A
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こんばんは明星です。
すみません、@の続きです。どんだけ語りたいんだこのおばさん。すみません。
やっぱりかなりのネタバレ注意になりますのでFF15これからやるよ〜って人は絶対に見ないでください。あとすごーく私個人の感想ですので聞き流してくださいね。いろんな意見や見解があると思いますので。

FF15、感想。
え〜、悲しい話でした。
多分FF史上初、じゃないでしょうか。こんなに悲しみのシナリオは。
ノクティス王子は悲劇のヒーローです。
この子本当に不憫。自分が結婚式に行っている間に王都は占領され、親父死亡。泣く泣く婚約者に会いにオルティシエに行けば、婚約者は自分をかばって死亡。落ち込んでいると仲間に貧弱と言われる。腹くくれ的な事言われる。そんでもって父さんの形見の車を奪われ、取り返すために奔走していると仲間とはぐれる。一人きり。仲間も攫われる。その間、使いたくなかった指輪の力を使う。すると仲間は認めてくれるようになる。指輪の力は強大で、使うとどんどん老けてゆく。なんやかんやあって、突然10年後になる。ノクト30歳くらい。
オッサンたちが集合して、闇と化した世界を救うべく集まる。そう、世界を救うのはノクトしかいない。ノクトのルシスの力だけがラスボスを倒せる。
でもそのためには…

自分が死ななければならない。そしてもちろん仲間も。

何か、いいことありました?この子。
旅をしてから、王子にとっていいことは一つもないんです。

最後、大人になったノクトは故郷に帰って来ます。
王都、は、よく見ると新宿にそっくりな街でびっくりしました。
ああ、これは運命に翻弄されたくなくて逃げ出したいけど、逃げ出すことのできない私たち日本人の縮図、の話なのかと。

運命を受け入れずに神様と戦ったライトニングとは対照的に、過酷で悲しい運命を受け入れなければいけなかった王子の話、要は
絶望と闇の話、なのです。

ライトニングと比較してみると、あれ?ノクトの立場は悪役の立場、とも言えますね。まるでアーデン(ラスボス)の方がどっちかと言うとヒーローぽい気がします。逆からゲームをやってたようにも感じる。深い話です。

暗い。本当に暗い話です。
でもゲーム自体はとっても楽しいですけどね。

話はすごくダークでした。

前にレビューした、零〜濡れ烏の巫女〜みたいだなあ、と思ったくらいですもん。生贄ですよ。ノクト君。

ルシスの人たちが、皆黒の衣装を着ていたことも印象的でしたが、よくよくノクトのTシャツの柄を見てみると細かい髑髏が書いてあったりと、中々奥深いです。
あとは、仲間のセリフも印象的でした。
仲間たちは、もしかするとノクトが死ぬまで仕えることを許された人たちなのでは?と思うこともあります。
最初からこの人たちは死ぬ気でいたんじゃないか?と思えてきます。
でもノクトだけが、それを受け入れられない。

その成長の過程を、鈴木達央さんがよく演じられています。ラストは涙なしには見られませんでした。PS4買って良かった。

長々となりましたが、これにてファブラノヴァシリーズのレビューは終了となります。

アラフォーゲーマーの戯言にお付き合い頂き誠にありがとうございます。

さあ、次のゲームレビューは何にしようかなあ。

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14:11
ファブラノヴァシリーズ(FF13・15)
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こんにちは明星です。
ずっとさぼっていましたが、今回はこのファブラノヴァクリスタルス シリーズについてお話したいと思います。
かなりネタバレを含みますのでこれからFF13・15をやる方は読まないでくださいね。

まず、二作クリアしてみての感想ですが、素晴らしい、につきます。
FF15は特に、Amazonレビューで叩かれていて問題になったりしていますよね。ファミコン時代の昔のFFからやっている私にとっても、最近のFFはかなり路線がちょっと…と思っていたのは事実、あります。特にFF8は途中で投げ出したくらいきつかったです。学園モノ、恋愛ゲーム化してましてね…子育てでFF10からはやってなかったんですが、子育て一段落してからのFF13、13−2、リターンズは、久しぶりにやり込んだFFとなりました。FF9以来でしょうかね。

まずこの、ファブラノヴァ、という言葉。これ、今までやってた人で13やってない人は「何それ」と思うことでしょう。かなり独特の世界観があります。13をやれない、諦めた人たちの中ではこの世界観に付いていけなかった、という人も多いです。

13の冒頭のシーンで「パルスのルシをパージしろ」と誰かが言うセリフがあるんですけど「はあ?」って感じですよね。そう、意味わかんないんです。だからついていけなかった人は多いでしょう。

ちなみにこの世界、とても不思議な世界でして、まず魔法は「ルシ」と言われる呪われた人たちしか使えません。「ルシ」になるには、「パルス」と言われる神々から目的を持った呪いを受けます。その目的を叶えることができれば、その人はクリスタル化してしまいます。逆に、達成できないと「シガイ」と言われる化け物になってしまう訳なんです。だからルシの人たちは、達成するための力を与えられているわけなんですね。13のライトニングたちは、まさにそれでした。「コクーン」と「グラン・パルス」この二つに分かれたそれぞれの神同士の戦いに、ライトニングたちは巻き込まれて行くのです。

対してFF15。
主人公のノクティス、彼は「ルシス王国」の王子です。
彼だけが魔法を抽出できる技を持っており、それを仲間に与えることもできます。また、ファントムソードという彼とその側近しか使えない技も持っています。シフトブレイクとかね。

ルシス王国に攻め入ろうと躍起になって魔導の力に手を染めていく「ニフルハイム王国」、通称帝国。ここから王都を守るために、王は障壁を張っていますがどうやら力が弱っている。そこで、王はテネブラエという帝国の属国の姫と王子を結婚させ、帝国と同盟を結ぼうと考えます。ルシスの国に伝わる指輪の力や召喚などの神々と通じることができる巫女の力持つ姫、ルナフレーナ。彼女との結婚するために、姫が亡命している国、オルティシエを目指す旅をするノクト王子。ここからFF15の物語は始まります。

どちらも「ルシ」の力がネックになっています。

Amazonのレビューは、私にとっては全く参考にはなりませんでした。

まず、ここまでの世界観はどのゲームも作れない。
ここまでのシステムを作ることもできないと思います。
更には、音楽のクオリティ。少し動画などで見ていただければわかりますが、まあ、クラシックのコンサートが普通にできるほどの楽曲のオンパレード。いやあ、最高です、曲全部が。曲を聴いただけで涙が出る…

13の方が三作も出ていてアレなんですけど、分かりにくい話だと思います。リターンズまで行って、やっと「コイツ、ルシなのにクリスタルになってねーけど何故?」とかって突っ込みができます。
13のライトニングは、希望と光の話です。決して諦めない。人として、何か足りない物でもあるのではないかと思う位、ライトニングは強い。その、彼女の人として何かが抜けている部分、それはリターンズで明らかになりますが。
神様が決めた運命をに必死で抗う人間の戦いを描いた作品が13であると私は思います。

うわ〜、長くて終わんないので15に関してはAで語ります。

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