小説家銀土の会アンソロジー

□悲恋アンソロジー La petit sirene
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10月のスパーク、かぶき町大花火大会で領布予定の銀土悲恋アンソロジー、

「 La petit sirene 」です。

銀時と土方。その二人は別れる運命なのか。
抗いつつも時代や運命に翻弄される二人の話は涙なしには読めません。ご期待ください。
※死ネタ、バッドエンド、他カプ表現ありの銀土アンソロジーになります。それでも問題ない方のみ領布をお受け下さい。

豪華執筆陣

(順不同、敬称略)

ゆる
深海
ライ

了子
明星




琴「答え合わせは未だ遠く」

銀時と土方。二人が付き合って五年。銀時は土方にプロポーズしようと指輪を購入するのだが、土方に突然別れを切り出される。
たとえもう傍にいられなくとも、その想いだけが二人の全てだった。
これは、不器用で愚かな二人の、最後の三日間のお話。

深海「愛の、キセキ。」

「真選組副長土方十四郎殉職」
そのニュースが飛び込んできたのは、別段、青天の霹靂でも無かった。互いに死とは隣合わせ。いつ、その時が来てもおかしくは無い日常。覚悟はいつも、決めていた筈なのに。
銀時は土方の居ない世界から、知らず目を背けていた。そんな折、銀時が源外から受け取ったものは、土方十四郎を模したカラクリ。そうして、カラクリである土方と銀時の生活が始まった。愛する者の死を拒み、造られた世界で。歩み始めてしまった銀時の、往く、末は。

ゆる「嘘吐きのバラッド」

ある日逢瀬の後、突然銀時に別れを切り出す土方。
その去り際に土方がこぼした涙の意味を追う銀時。
運命の悪戯に翻弄され、土方が固めた決意とは。
2人の愛の先に待つのは破滅か、それとも。
嘘吐き男の、ひたむきに誠実な愛のバラッド。

ライ「ひらひら」

銀時は彼女からもらったネックレスを落としてしまった。どうせ見つからないと早々に諦める銀時。だが何故か土方が持っていた。返してくれと手を伸ばすが、遠ざけられてしまう。そしてこう言うのだ。「今晩、ウチに来いよ」と。
土方の思惑がわからぬまま身体を繋げてしまう銀時。それがズルズルと続いてしまう。土方には年上の恋人がいるようで、次第に銀時はぐるぐると思い悩むことになる。どうやらネックレスはその恋人が拾い、土方にあげたようだ。
土方の恋人とは誰なのか。何故恋人がいながらも銀時と関係を持ち続けるのか。
愛だの恋だの面倒くさいと嘆いていた銀時は、本当の愛を知ることが出来るのか。


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