小説家銀土の会アンソロジー

□死ネタアンソロジー「アイビー」
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銀土死ネタアンソロジー「アイビー」

アイビー、の花言葉を知っていますか。
銀時と土方、どちらかが必ず死ぬ世界。
一体どんな物語が紡がれるのか。死ぬことはきっと、愛すること。
R18の表現がありますので、頒布を受ける際にはお気をつけください。

<あらすじ>

マグネット/ひらがないさな

無限の転生を繰り返してきた十四郎は、この世界で血の繋がらない兄弟として銀時と巡り会った。
運命に引き寄せられ、強く想いを寄せ合う二人。今まで生きてきたどの世界でも、二人は巡り会い愛し合ってきたが、
その先には銀時の死が必ず待ち受けていた。自分が愛しさえしなければ、銀時は死なずに済むのかもしれない。
そう考えた十四郎は、この世界で共に二人で生きるため、自分の気持ちを押し殺して銀時を拒み続けるが……

ふたりの一時間/ミッシェル09

真選組から坂田銀時のもとへもたらされた依頼は、恋人である土方十四郎の死後の処置だった。
それも与えられたリミットはたったの1時間。
銀時は、辛い過去の経験から死に対する『何か』が欠落していた。
恋人が死んだと聞いても心が動かない銀時は依頼のために屯所に向かう。
死んでしまった土方を見たら何かが変わるのだろうか。
銀時と土方の、最期の1時間が始まる。

最果て/ルイ

土方十四郎は死ぬことにした。時は戊辰戦争末期、地は北の最果て、蝦夷地である。その戦いから数日後。
江戸の町にかつての小姓が帰還する。万事屋の主人に、とあるものを携えて。そのとき、銀時はなにを思うのか。

この鼓動は無償の愛ではないからね/悠里

恋人同士の銀時と土方が、ありふれた日常の中で死に至る。
土方が目覚めた時はもう、万事屋は死んでしまった後だった。どこか現実味のない日々を送る土方は、山崎や沖田、近藤の様子、
残された万事屋の従業員たちと話しながら、本当は誰が死んでしまったのかに気づく。
愛するがゆえに自己喪失していた彼は、なんとか現実を生きていく努力をするようになる。

バッドフォーミー/明星

とあるバーには艶めかしい一人の男がいた。トシと呼ばれるその青年は、ヤクザの幹部の「女」だった。
幹部さえも手玉に取るその魅力に、全ての男が翻弄される。その、男を喰う様子を陰から見ていたのは銀髪の男、銀時。
銀時に攫われ、土方の運命は変わっていく。抱かれるための身体を求めない銀時に、土方の心は焦れるー。
「心臓」を求めて奔走する銀時の目的とはー?衝撃のラスト!


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