原作設定(補完)
□その5
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♯48
作成:2015/05/07
Act.1
新八がいつもの時間に万事屋に出社してくると、奥の部屋から話し声が聞こえた。
「うん、分かってるけどさ、しょうがねーじゃん」
来る途中に神楽と会ったので家には銀時一人のはずだ。電話でもしてるのかと思いながら、買い物してきたものを冷蔵庫へ入れた。
頼まれたいちご牛乳を持って部屋に入ると、銀時は椅子に座り机に頬杖をついて向こうを向いている。
「俺も我慢してるんだからさー…もうちょっと待ってやろうぜ」
小声で、「銀さんいちご牛乳……」と言い掛けて、受話器が電話にかかったままになってるのを見つけた。
電話中ではないようだ。
「……銀さん?誰と話してるんですか?」
「息子」
「息子? …………」
チッ…チッ…チッ…チーン(息子だけに)
市中見廻りで歩いていた土方に、ものすごい勢いで新八が駆け寄ってきた。
「土方さんっ!!銀さんが…銀さんがっ!!」
「どうしたっ」
「今日仕事が終わったら銀さんと遊んであげてくださいっ!!じゃないと、銀さんと銀さんの銀さんがぁぁああ!!!」
「…………」
夜、万事屋。
「多串くんっ」
嬉しそうに抱きつこうとした銀時は思い切り殴られた。
「てめーっ!!!ガキになに気持ち悪い心配させてんだぁぁああ!!!」
「銀さん悪くないですぅ。忙しいって三週間も遊んでくれない多串くんが悪いと思います」
Act.2
「また仕事ぉ!?もう今月になって何回目ですか。仕事って言えば許されると思ってんですか。あ?……悪かったな、暇な仕事で。依頼がないから暇なだけで、依頼があればバリバリ働くんですぅ。……んなこと言ってねーだろーが。……お前さぁ、俺と仕事と、どっちが大………あ!切りやがったっ!!……のやろう……俺が浮気しないと思って安心してんだろ。俺だってやるときゃやるんだよ。後悔すんじゃねーぞっ」
たまクエ篇
「なんでだァァァァァァァ!!なんでいっつも俺、ココばっか集中放火!?最近全然使ってねーからかァァァ!!すねてんのかァァ!!すねたいのはこっちだバッキャロー!!」
↑結局浮気なんてできないヤツ
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すみません、たいした下ネタじゃなくて(笑)
ホントは3連発にしたかったんですが、
短いのが思い付かなかった…
下ネタと鼻ほじりが似合う銀さんも素敵(笑)