原作設定(補完)
□その5
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#42
作成:2015/05/03
1 / 2定例の会議の時間だったが、近藤が松平のところから戻るのを待っている間の雑談中、沖田が言った。
「そういやぁ、さっき旦那が公園でぼーっとしてやしたよ。相変わらず暇そうで羨ましいでさぁ」
「そういうのは真面目に働いてから言え」
「あれ?俺も今朝、公園で見ましたよ。……1日いたんですかね」
山崎もそう言い出したので、土方は頭の奥にしまい込んでいたものが飛び出してきて、身体に汗が噴き出す。
「………今日何日だ」
「もうボケたんですかぃ?」
「3日ですよ」
「………」
「おー、お待たせっ!」
近藤がやってきて会議が始まってしまい、土方は何もできなくなった。
『しまったぁぁああ!』
万事屋に帰ってきた銀時は、真っ暗な部屋に明かりを着ける。
今日は外泊するからと言ってあったので、神楽は新八のところに行っていて誰もいなかった。
ソファに寝転がっていると、しばらくしてから玄関がチャイムなしに開いて、ドタドタと中に入ってくる足音。
「不法侵入ですよ〜」
「……すまねー」
目をつぶったままだった銀時がチラッと目を開けると、隊服を着たまま申し訳なさそうな顔をした土方が立っていた。
+
「兄貴の新作映画の前売り貰ったけど、行く?」
「行く」(即答)
「来月の3日からだけど、いつ……」
「3日」(やっぱり即答)
「そんなに?(笑)ちゃんと休みとっとけよ」
+
「土方ぁ、3日ちゃんと非番にしたか?」
「大丈夫だ」
「お前セーブ率低いからなぁ…」
「俺が兄貴との約束忘れるかぁぁああ!!」
「俺との約束って言えぇぇええ!!」
+
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