原作設定(補完)
□その５２
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「…………もう起きてるかな、２人とも」
「イチャついてるところに乱入アル」
「だ、ダメだよ！ 土方さんがものすごく珍しく年末年始に休みだから、２人きりにしてくれって土下座されたじゃん！」
「軽い土下座ネ」
「……まあ、正直"そんなに２人きりになりたいの！？"って、ちょっと引いたけど……」
「それにトッシーがちゃんと休めたか分からないネ」
「！！？ そ、そうだよね、土方さん、しょっちゅうドタキャンとか早退とかするって銀さん愚痴ってたもんね」
「小さい男アル。トッシーは責任あるポジションにいるから仕方ないネ」
「……急に難しいこと言うんだね……まあ、一応社長でも銀さんとは違うけど……」
「このあいだ、トッシーとのデートがある日に依頼を断ってたアル」
「！！？ なにしてんの、あのクソ社長！！ 責任あるポジションなのに無責任！！」
「だけどトッシーのほうが忙しくてなかなか会えないから仕方ないネ」
「…………まあね……っていうか、土方さんが来てなかったら、銀さん、一人だったってことになるよね……」
「怒って準備したご飯食って酒飲んでふて寝アルな」
「正月早々二日酔い！？ だらしなっ！」
「まあ……張り切って準備してたからやっぱり仕方ないネ」
「…………まあね……料理の材料費を稼ぐために珍しくちゃんと仕事してたもんね……」
「そうなら早く入ってやらないと可哀想アル」
「そ、そうだね…………でも土方さんがちゃんと来てたら……」
「イチャついてるところに乱入アル」
「だからダメだよ！ 土方さんがものすごーーーーーく珍しく年末年始に休み……」
ガラガラガラ
「……居るし起きてるからさっさと入れ……」
「ひ、土方さん！ お、おはようございます！！」
「気付いてたんならもっと早く出るヨロシ」
「…………悪かったな……」
「も、もうご飯済みましたか？ 銀さんはりきってお節とか用意してたし、土方さんの好きなもの詰めて」
「ちゃんと味わって食ったアルか」
「…………まだ食ってねーよ」
「え、でももうこんな時間……」
「アイツがおめーらが帰ってきてから一緒に食うって言うから待ってたんだよ」
「そ、そうなんですか……」（ちょっと嬉しい）
「……銀ちゃんらしくないことするアルな」（やっぱり嬉しい）
「だから、ほら、さっさと入れ」（２人が嬉しいっぽいので、嬉しい）
「はい！」
「では、改めまして……」
「「「「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」」」」
おわり
時間ギリギリに新年の挨拶かーい。
しかも銀さん最後しか出てないしね……銀土？（笑）
私の気持ちもひっくるめて新年の挨拶と変えさせていただきます。
劇場版が来年と決まったので……もうちょっと頑張ってみようかと思っています。
相変わらずの更新になるかと思いますが、ゆるく見にきていただければ嬉しいです。
では、今年もよろしくお願いします。