原作設定(補完)
□その５１
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＃５０５
作成:2019/11/08
Challenge no.1
「ん」
「……何？ この紙」
「最近真選組で流行ってるんだ。失敗したり約束破ったりしたときに、お詫びとして発行するらしい」
「へえ。"○○券"？ ○○にやって欲しいこと書くの？」
「特別にてめーにも発行してやる」
「……デート、ドタキャンしたこと悪いって思ってんだ」
「だ、だから好きなこと書け」
「好きなこと、かぁ」
「言っておくが難しすぎることはダメだぞ！ "○○券"だからな！ 雰囲気を読んでそれっぽいこと書けよ！」
「分かってますよ〜。そうだなぁ……」
「…………」（じ〜〜〜っ）
「……見ないでくれませんかぁ。なにその手」
「へんなこと書こうとしたら阻止する」
「書かないっての。つーか、こういうのは出したときのお楽しみが醍醐味じゃね？」
「……へんなこと書くなよ」
「しつけ……（かきかき）……うん。じゃ、これ」
「（ドキドキ）…………"ハグする券"」
「うん。はい、どーぞ」（両手広げ）
「…………」
「多串くん？」
「……なんだよ、これ」
「え？ ハグ？ スキンシップ？」
「……却下」（ごしごし）
「あ！ 消した！ なんでですか、ハグぐらい……うごっ」（体当たりされた）
「……こんぐらい券がなくてもやってやらぁ」
「…………デレ？」
「うるせぇ」
「じゃあ、お言葉に甘えて」（ぎゅぅぅぅ）
「（ドタキャンぐらいじゃ怒んないのに可愛いなぁ）」
「（こんなことでドタキャン許してくれるとか可愛すぎるだろ）」
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今日のゆなさんちの銀土
「 券」と書かれた紙をくれたので「ハグする券」にして渡したら券がなくてもしてくれるらしい。このあとめちゃくちゃ抱き締めた。
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Challenge no.2
「総悟、携帯みてねーでんちゃんと見廻りしろ」
「携帯の周りも見えてるんで大丈夫でさぁ。あ、あそこの女、パンツ見えそうですぜぃ」
「何を見てんだ……周りは見えてても、足元がおろそかになるだろうが。コケるぞ」
「それも、若いんで大丈夫でさぁ」
「え？ そういう問題？ ……とにかく、仕事中なんだから…………って、居ねぇ！！ 総悟！！ コラァ！！」
（しーん）
「……ちっ……あの野郎、たまには真面目に仕事……あ……」
（コケッ）
『あ、危ねぇ、コケるとこだった……ん？……何もねーな…………ち、違うぞ、年齢のせいじゃねーぞ！ 足腰弱ってるとかそんなんじゃねーぞ！……だ、誰も見てな……』
「…………」（じ〜〜〜〜〜っ）
『よ、万事屋！？』
「な、何してんだコラァ！」(赤面)
「……何って、団子食ってます」
「う……い、今のは、ち、違うぞ！」
「今の？ コケたこと？」
「ちょ、ちょっと躓いただけだからな！ 総悟に言うんじゃねーぞ！」
「…………」
「……ハッ！」
「へぇ、沖田くんには知られたくないんだ」（にや〜〜っ）
『俺のバカぁぁぁぁ！！ コイツにそんな弱み握られたらどんな目にあうか……』
「だったら……」
『ほらきた』
「団子、驕ってくんない？」
「…………団子？ 今、食ってんだろうが……」
「今日はたまたま懐が寂しくて２本しか買えなかったんだもん」
「だもん、じゃねーよ。たまたまじゃなくていつもだろうが」
「ほっとけ。だから、もっと団子食いたいから買ってください」
「……他には？」
「他に？」
「人の弱みを握っといて、てめーが団子ぐらいで満足するわけねー」
「……あのさ、あんなことぐらいで弱み握ったとか思うわけねーでしょ。団子だけでいいよ」
「…………」（疑いの目）
「何その顔…………あ、じゃあ、おめーもここに座って一緒に食って」
「……は？」
「一人で食ってんのもつまんないから、多串くんを眺めながら食おうかと思って」
「な、なんで俺がてめーと一緒に団子食わなきゃならねーんだ」
「って、嫌そうな多串くんを見てるのが面白いから？」
「……くっ……」
（しぶしぶ一緒に団子を食う）
「ちくしょう、総悟のせいでとんだヤツに捕まったぜ」（小声）
「なんか言った？」
「何も言ってません」（溜め息）
『……あーあ。疲れた顔しちゃって。"なんでコケたか"ってお疲れだからに決まってんじゃん。少しは休みなさいよコノヤロー』
今日のゆなさんちの銀土
何も無いところで躓き転ぶ。誰も見ていないだろうと周りを見回すとばっちり目が合い赤面。
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……あ、転んでないや……ま、いいか……
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