原作設定(補完)
□その48
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#480
作成:2019/07/16
「あ、土方さん、こんにちは」
「おう」
「どうぞ。お休み……ですよね、私服だから」
「急に非番になってな……アイツはいねーのか?」
「神楽ちゃんと買い出しに………」
「どうした?」
「……いえ……」
「言わないとわかんねーぞ?」
「……あの……久しぶりのお休みだっていうのは分かってるんですが……今日じゃないとだめですか?」
「何かあるのか?」
「今夜なんとか流星群とかいうのが見れるじゃないですか」
「……ああ、そんなのニュースでやってたな」
「晴れそうだし、神楽ちゃんが楽しみにしてて……銀さんも渋々だけど一緒に見るって約束してくれたんですけど……」
「……俺がいたら俺を優先させるよな」
「……はい……」
「分かった。今日は帰るわ」
「す、すみませんっ」
「いい。アイツもたまには真面目に家族サービ……」
ガラッ
「ただいまアル!」
「うぃ〜〜……暑い暑い暑い……」
「「(げっ!!!)」」
「新八ぃ、これ………………トッシー……」
「えっ!!? 多串くん!? どうしたの!? お休み!?」
「う……あ……」
「…………」(神楽しょんぼり)
「…………あー……今日、なんとか流星群とかいうのが見れるんだろ。見たことねーから見てーなーと思って来たんだけどな……」(チラリ)
「(!) そ、そう! だったら一緒に見ませんかって誘ったところなんですよ!」
「えぇぇぇ、だったら2人で……」
「2人で見るより大勢で見たほうが楽しいだろうが」
「そうですよ! 食べ物もいろいろ用意したんだし」
「でもぉ……」
「チャイナ。俺もまぜてもらっていいか?」
「…………しょーがないアルな。みんなで見たほうが楽しいし、どうしてもって言うなら一緒していいアル」
「そりゃどーも」
四人+一匹で見た流星群は綺麗でした。
おわり
久しぶりの家族イチャイチャ。
神楽に弱い土方さんっていうのが可愛くて仕方ない。