原作設定(補完)

□その48
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#471

作成:2019/06/03




「…………」

「…………」

「…………」

「…………お、おい……」

「…………」

「冷めるぞ、お汁粉……コンビニのだけど……せっかくチンしてもらったのに……」

「…………」

「…………おい……こっち向けよ……」

「…………」

「…………」

「…………」

「……わ、悪かったって言ってんだろ……一ヶ月も連絡しねーで……しようしようとは思ってたんだけど、つい……」

「…………」

「しょ、正直、いくら放っといてもてめーが怒らないのに甘えてた……だけど……」

「…………」

「これからはちゃんと定期的に連絡するようにする…………とは、約束できねぇ……」

「…………」

「……俺は……不器用だから……てめーのことにかまけていると仕事がおろそかになる……仕事の手は抜きたくねーんだ……」

「…………」

「こんな俺が嫌なら……てめーが……俺を切ってくれ……」

「…………」

「…………それも仕方ねー……………仕方ねーけど……」

「…………」

「……俺はっ……てめーと別れたくな……」

ガラッ

「…………チャ、チャイナ、いたのか……これは、その……」

(スタスタと銀時のところまで歩いて行って、頭を両手で掴んで土方に向ける)

「ちょっ、痛い! 痛いから、神楽ちゃん!」(ものごっさ嬉しそうな顔)

「ニヤニヤしてんじゃねーぞ、いい加減トッシーを焦らすの止めるアル」

「…………」(ぽかん)

「いや、だって、可愛いこと言ってんだもん、振り返るタイミング逃しちゃったんですぅ」

「トッシー、謝るだけ無駄ネ。銀ちゃんはトッシーが来なくても、"久しぶりに会ったときにものごっさ可愛いから、そのときの充電分だけで二ヶ月はイケる"って言ってるアル」

「おまっ、バラすなよ〜、恥ずかしいだろうが」

「分かったアル」

「あ? 素直だな」

「私が言わなくても、トッシーが怒ってくれるネ。じゃあ、銀ちゃん頑張るアル」(退場)

「えっ!? あ、あの、土方くん?」

「…………」

「あ、焦らせてゴメンね? また会えない日々のためにちょっと充電しておこうかなぁ、って思っちゃって……」

「…………怒ってねーのか……」

「ないない、ないよー。土方くんが忙しいのちゃんと分かってるから」

「…………面倒くさいから別れたいとか思ってねーのか……」

「思うかぁぁ!! 銀さん、面倒くさい子、大好きだから!」

「…………なら、いい」(ぎゅぅぅぅぅ)

『ものごっさ可愛いぃぃぃぃ!!』



 おわり



ふぅ、やっぱりヘタレた銀さんも好きだぁぁ。
そんな銀さんに、申し訳ないと思いながら甘えちゃう土方くんでした。
……セリフのみだと手抜き以外のなにものでもなかったね(笑)

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