原作設定(補完)
□その47
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#463
作成:2019/04/25
銀さんの場合
「5月5日はお休みとってくださいコノヤロー」
「無理だ」(即答)
新八の場合
「5月5日なんですけど、お休みできませんか? 僕、土方さんの好きなものたくさん作ります! 銀さんもその(材料費)のために頑張って働くって言ってるんで、お願いします!」
「あー…………無理だ、悪いな」
神楽の場合
「5月5日、休めないアルか? その日は"こどもの日"でもあるらしいネ! 銀ちゃんと新八が私の好きなものもたくさん作ってくれるって言ってるアル! それだけでも嬉しいけど……トッシーも一緒だと……もっともっと楽しいヨ。ダメ、アルか?」
「…………わ、分かった。なんとかする」
「いちころアル!」
「ぐぬぬぬぬぬ……見た目を最大限に利用しやがって。この小悪魔めぇぇ」
「まあ、土方さんでも"泣く子には勝てぬ"、ってことだよね」
「多串くんは神楽に甘い! 甘すぎる!!」
「し、仕方ねーだろ」
「まさか、多串くん……ロリコ……」
「んなわけあるかぁぁぁ!!!」
「ふーん……でも、俺がお願いしたって全然聞いてくれねーのに。彼氏よりその家族のほうが可愛いのか、そうか……」
「……け、結果的には同じだろーが……」
「あー? いっぺん断られてるから銀さん的には同じじゃねーよ」
「……てめーのは言い方が悪いんだよ」
「はあ? 可愛く言ったら即OKしてくれたんですかぁ?」
「"どうせ無理だろう"って諦めてただろうが……」
「……無理だったじゃん」
「もっと真剣に頼めよ……そこまで、って思えば、休む努力ぐらい……しねーこともねーのに……」
「……じゃあ、神楽にOKしたのは……」
「ガキ共まで巻き込むぐらい休んで欲しいなら、や、休んでやるよ。めいっぱい祝いやがれ」
「多串くん! このやろー、可愛いヤツめ!! まかせとけ!!」
『単純なヤツ……ま、いいけど……』
おわり
三段階で土方にお願いする……ところまで考えて書き始めたのですが、
思った以上に短くて、無理矢理長くしました(笑)
なので、またしても、ふつーにふつーの話をしてるふつーの話になった。
おかしいな。