原作設定(補完)

□その45
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定食屋、遅めの昼。

「あ、いたいた、土方くん、みーっけ」

「驕らねーぞ」

「開口一番にソレェ?」

「じゃあ、なんだ」

「これ、届いてたけど」

「…………昨日の話だろうが」

「爪が甘いなぁ、土方くん。昨日は珍しく仕事が入ってて受け取れなかったんだよねー。サプライズにしたかったなら、仕事も邪魔してくれないと」

「……んなことまで手ぇ回せるか」

「で? 何、コレ」

「……決まってんだろ」

「だって、先月チョコ要らないって言ったじゃん。上げてないよ、俺」

「……チョコなんかいらねーし」

「じゃあ、なんのお返し? あ、もしかして銀さんの破導砲に対するお礼?」

「……今更んなもんに礼なんかするか」

「じゃあなんですかね。警戒しすぎて新八と神楽にも見られちゃったんですけど」

「なっ………て、てめーなら独り占めるするだろうと思ったのに」

「どんないやしんぼですか。俺たちのことがバレたくないなら、マヨネーズ入れなきゃよかったのに」

「カステラにマヨネーズはうめーんだよ」

「……おま、なんにマヨネーズかけてもうめーくせに」

「あのカステラには本当にマヨが……」

「分かった、分かったから。試さないけど。それで?」

「…………だから……お返しだろうが……」

「だから、なんの。やっぱり破導砲?」

「……それもひっくるめて全部の、だよ」(小声)

「え? 何?」

「……なんとなくだよ。気に入らねーなら捨て……ガキ共にくれてやれ」

「……あ、そ。じゃあ、俺も、なんとなく受け取ろうっと」

「そうかよ」

「そうですぅ」



 おわり



……うーん……オチを忘れてしまったので、
それっぽいのを頑張って書いてみたけど……
思い出したら書き換えよう(笑)

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