原作設定(補完)
□その41
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#403
作成:2018/10/01
10月11日
「これは新八から貰った手作りの財布でしょー、これは神楽から貰った手作りの髪留め?」
「…………」
「金がないから寄せ集めの手作り丸出しだし、使い道なんかなさそうだけど、やっぱり誕生日のプレゼントって嬉しいよねぇ」
「…………」
「で、お前はまた忘れてたわけだ」
「…………た、誕生日って年でもねーだろーが」
「ゴリさんの誕生日は?」
「9月4日」
「……ふーん……」
「つ、付き合い長いからだよ」
「じゃあ沖田くんは?」
「……」
「……」
「興味ないから覚えてない」
「興味ないんだぁ」
「あ…………ち、違う、てめーのは興味ないから覚えてないわけじゃ……」
「じゃあなんで覚えられないんですか。ものすっげ覚えやすくね?ゾロ目だよ?土方くんの誕生日の倍だよ?」
「そうだけど……その……」
『言えねぇぇぇ!覚えてるけど誕生日を祝ってやるのが恥ずかしくて電話できなかったなんてぇぇぇ!!』
『可愛いぃぃぃ!きっと、覚えてるけど誕生日を祝ってやるのが恥ずかしくて電話できなかったなだろうなぁ』
「…………」
「……ふぅ……じゃあ、仕方ないからチューしてくれたら許してやる」
「あ!?」
「嫌なの?誕生日忘れてたのに?」
「う…………あ、あとでな」
「何言ってんの?今、ここで、でしょ」
「はあ!?な、なにを………ここで、ってファミレスだぞ!?」
「俺はできるよ。好きならできるんじゃね?」
「…………」
『"好きじゃねーよ、死ね!"とか言われるかなぁ』
「…………」(真っ赤)
『あれ?忘れてたの悪かったと思ってんのかな』
「……っ……」(真っ赤っ赤)
「嘘、冗談。あとでいいよ」
「……わ、わかった」
『もうホントに可愛いなぁ。良い誕生日だ』
はぴば、銀さん!
おわり
もだもだやってる二人が好きです。