原作設定(補完)
□その38
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#373
作成:2018/05/30
昼過ぎ、団子屋前。
「あれ、土方くんじゃん、奇遇だなぁ」
「……よく言う」(小声)
「え? なーに?」
「……別に。今日はガキ共はいねーのか」
「うん、俺だけ。良かったね、安くついて」
「……はあ……」
「ご注文お伺いしま〜す」
「……みたらし10本と、土方スペシャル2本」
「は〜い」
「……どこにでも進出してんな、土方スペシャル…」
団子タイム
「ホント、妖剣にとり憑かれたお前助けといて良かったぁぁ。一生甘い物には困らないしぃ。うん、うまぁぁぁい」(ごっさ嬉しそう)
「……そんなに団子好きなんだな」(呆れ)
「それだけじゃないけどね」
「?」
「やっぱりさ、美味いもんは誰と食うかによると銀さん思うわけよ……だから、今日は特に美味く感じるんだよね」
『うわぁぁぁ、とうとう言っちまった! 遠まわしだったけど気付くかな、気付くよな? きゃーっ』
「……ふーん」
『あれ』
「そろそろ行くわ。じゃあな」
「…お、おう………………まじでか……」(がっくり)
「あ、土方さん、こんにちは」
「…………おう」
「?」
『何か……怒ってる?』
団子屋前。
「……よう、ぱっつぁん、お疲れ……」(消沈)
「銀さん。……あ! 銀さんがまた余計なこと言ったんですね」
「何が」
「土方さん、顔真っ赤でしたよ。何か怒らせたんじゃないんですか」
「…………新八、残りやる」
「え? ぎ…………もういない……??」
おわり
ネタメモにあったごっつベタな話。
動乱篇の後という設定。
ベタにエロもなしでイチャイチャしてくれていたら満足な私。