原作設定(補完)
□その36
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#352
作成:2018/02/28
変な夢を見ました。
小金を稼いだので久し振りに飲みに出かけて、気分良く飲んでたら真選組の鬼の副長が現われて……。
また喧嘩になるかと思ったけど、向こうも一杯ひっかけてたらしくやたら機嫌が良かった。
真選組がどーのとか、近藤がどーのとか。
嬉しそうに話していて、コイツでもこんな顔するんだなぁ、って思った……ような気がする。
いつもこういう顔してりゃ可愛いのに、って思った……ような気がする。
そしたらなんだかムラムラしてきちゃって、酔っ払いの下手な口説き文句並べて、なぜか土方くんもノってきて…………。
まぁ、なんですか……いわゆる、そのぅ……そういうことに……
って、夢だし! 夢だから! うん! 夢じゃないわけないし!
じゃなきゃ、あの土方くんが大人しく俺なんかにヤラれてくれるわけないじゃん?
というか、問題はそこじゃなく。
そんな夢を見るってことは、俺にそういう願望があるってことじゃなくね?
可愛いなぁ、とか、えっちなことしたいなぁ、とか。
あははは、可笑しいよねぇ。
しかも、その可笑しい夢が一度で終わらなかった、という。
酒を飲んだ日に限ってそういう夢を見てしまうわけですよ、割と頻繁に。
翌朝はいつも二日酔いで、ズキズキ痛む頭の中にはいつも土方くんのエロイ顔が残ってて。
マジでやばくね?
もう年かなぁ……酒、止めたほうがいいかなぁ……
このまんまじゃ、酒も飲んでないのに土方くん見たらムラムラしちゃいそうじゃん。
というか、俺がこんな夢を見てると知らない土方くんに悪いじゃん、気の毒じゃん。
どんな顔していいのか分からないじゃん。
あぁぁぁぁ、もう土方くんの顔を見れませんんんん。
なーんて思った翌日に、団子屋で早速土方くんに会っちゃいました。
無理、目も合わせられな……
「てめぇぇぇぇぇぇ!! いい加減にしろよ!!!」
へ?
「なんなんだ、てめーは!! 俺に用があるのは酒飲んだときだけかよ!!」
は?
「あいにくこっちは酒の勢いで済ます気なんてねーんだよ! じゃなきゃ誰がてめーなんかと……」
あれ?
「……なかったことにしてーなら、二度とそのツラ見せんな……」
怒って拗ねて真っ赤になって……土方くん、可愛っ!
どうやら夢じゃなかったようです、てへ。
やっぱりしばらく酒は止めよ。
おわり
なんだこれ(笑)
ネタメモにあったんだけどね……
本当はもうちょっと長くなりそうなんだけどね……
こんな話だろうと思って書いたら、予想以上にバカな話になりました。
ま、いつものことですな。