原作設定(補完)

□その33
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小ネタ その4

「ちゅん時は餌は何を食べるんでしょうか」

「米粒でいいだろ」

「味覚も親に似るらしいですよ」

「じゃあ、甘いものあげるアル」

「あ、俺のプリン!」

「ケチケチすんなヨ」

「はい、ちゅん時、どうぞ」

「ちゅん? ……ちゅん!!ちゅちゅちゅん!!」

「ものごっさ喜んでるアル」

「やっぱり甘いものが好きなんだねー」

「じゃあ、これから甘いものはみんなちゅん時の餌にするネ」

「ちょっ、俺のおやつ!」

「銀さんは他の物でも食べられるじゃないですか」

「いやいやいや、ソイツが俺に似てるなら、ソイツだって普通のものが食えるだろ」

「じゃあ、ちゅん時ぃ。こっちの卵かけご飯と、こっちのプリン。どっちが好きアルか?」

「ちゅん…………ちゅん!!!」

「やっぱり甘いもののほうが好きみたいですね」

「決まりアル!」

「……」(がっかり)



「ちゅんちゅん!」

「土方スペシャル、旨いか、そうか。遠慮なくもっと食え」

『おえぇぇぇぇ』(一同)




小ネタ その5

「じゃあ、ちゅん四郎、お預かりしますね」

「ああ、頼む」

「いってきますアル」

「おう。お妙によろしくな」

ガラガラピシャン

「……気ぃ使わせちまったな」

「あ?たまにはいーだろ。多串くんと万事屋でゆっくりするの久しぶりだしなぁ」

「……ちゅんたちが居るから外泊もしなかったしな」

「今日は気がねなくイチャイチャしようぜ」

「……」(真っ赤)

・・

「よ、万事屋……せめて布団で……」

「いやぁ、ソファってのも背徳的で良くね?」

「……変態」

「ひひ。じゃあ多串くんの期待に答えちゃおうかな」

「き、期待なんか……んっ……」

ピンポーンピンポーン

「!?」

「な、なんだ、こんな時間に……」

「銀さーん、あのう、入っていいですかぁ」

「新八!?」(わたわた)

「い、いいぞ!どうした?」

ガラガラ

どぴゅーん!!

「ちゅーん!!」

「ちゅちゅーん!!」

「ちゅん時? ちゅん四郎?」

「ちゅちゅちゅん!!」

「どうした?」

「すみません。なんかホームシックになっちゃったみたいで……帰りたいって鳴くんですよ」

「きっと寂しかったアル」

「ちゅちゅん!」

「はじめて外泊する小学生か!」

「……仕方ねーな」(嬉しそう)

「えっと……じゃあ僕らは帰りますね」

「おい、いいからこっちに泊まれ」

「お、多串くん!?」

「今から帰すのはあぶねーだろ」

「だけど……」

「デリバリーのあるファミレスまだやってるよな。好きなもの好きなだけ頼んでいいから」

「まじでか!ニコ中!太っ腹アル!」

「土方さん、ありがとうございます。えっと、メニューどこにあったかな…」

「台所にあったアルよ!探すね!」

「……多串くぅん」

「ちゅん達が寂しがってるんだからみんな一緒のほうがいいだろ」

「そうだけどぉ……」

ちゅっ

「二人きりはまた今度な」

「そ、そそそ、そんなことで誤魔化されると……」(ごっさ嬉しそう)

「ちゅん!」

「ちゅちゅん!」

ちゅっ、ちゅっ(真似してる)

「あ……」

「メニューありましたよ」

ちゅっ、ちゅっ

「……銀さん……土方さん……」

「新八、やっぱり帰るアルか」

「い、いや、これは、そのぅ…」



おわり




コメント書き忘れてた……
でも去年の11月のことなんかもう覚えてない(笑)
ちゅん達が書けて超幸せだったことぐらいしか。


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