原作設定(補完)
□その32
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#320
作成:2017/11/18
銀時が目を覚ますと目の前には土方が居て、すやすやと寝息を立てて眠っていた。
いつのまにか寝ていたのかと、布団に入ったまま顔だけ上げて時計を見ると1時過ぎたばかり。
数時間前、予定よりだいぶ遅れた時間に土方が万事屋にやってきて、久し振りに会うのといろいろ相まって抑えきれずに暴走してしまったのは覚えている。
かなり強引に手荒く扱ったのに、土方は苦言一つ言わずに受け入れた。
土方の顔を間近でじっくり見るのも久し振りだ。
目元にはクマが浮かび、寝ていてすら疲れているように見えるのはさきほどの無茶のせいだけじゃないだろう。
ここに来たりせず、屯所で寝てればもっとゆっくり休めたはずなのに会いにきてくれた。
銀時はこつんと額を合わせ土方の寝息を聞きながら、いつも考えては口にしてしまいそうなことを思い出す。
"もう俺なんかに付き合わなくていいから、土方は土方らしくいて欲しい"
お互いの気持ちを確かめあった仲だけれど、そのせいで土方が多少の無理をしているのを知っている。
解放してやりたいと思うのだが、何度も言おうとして止めるの繰り返し。
言ってしまって本当に土方が離れてしまうのが怖くて、結局自分に縛りつけたままにしてしまっていた。
起さないように土方の身体を引き寄せると、そーっと抱き締める。
我が儘とは分かっているけれど、もうしばらくこうして側にいて欲しいと願って目を閉じた。
土方が目を覚ますと目の前に銀時が居て、すやすやと寝息を立てて眠っていた。
いつのまにか寝ていたのかと、布団に入ったまま顔だけ上げて時計を見ると4時過ぎたばかり。
いつもはここを出てこっそり屯所に帰る時間なのだが、今日はもう少しゆっくりしていけると顔を戻す。
数時間前、予定よりだいぶ遅れた時間に万事屋に着いたら、たぶん久し振りに会うのといろいろ相まって抑えきれずに銀時が暴走してしまったのは覚えている。
かなり強引に手荒く扱われたが、土方は苦言一つ言わずに受け入れた。
銀時の顔を間近でじっくり見るのも久し振りだ。
相変わらずマヌケな寝顔だったが、さきほどの無茶のせいでスッキリしていそうなのが憎たらしい。
ここに来れば疲れることはする羽目になるし、屯所で寝てたほうがもっとゆっくり休めたはずなのに会いにきてしまう。
土方はこつんと額を合わせ銀時の寝息を聞きながら、いつも考えては口にしてしまいそうなことを思い出す。
"もう俺なんかに付き合わなくていいから、てめーはてめーらしくいて欲しい"
お互いの気持ちを確かめあった仲だけれど、そのせいで銀時が多少の我慢をしているのを知っている。
会いたいときにも会えず、会う約束さえ満足に守れもしない。
なのに、ぶーぶーと拗ねるような文句は言っても本気で怒ったことはなかった。
解放してやりたいと思うのだが、何度も言おうとして止めるの繰り返し。
言ってしまって本当に銀時が離れてしまうのが怖くて、結局自分に縛りつけたままにしてしまっていた。
起さないように銀時の身体に寄り添うと、そーっと頬を摺り合わせる。
我がままだとは分かっているけれど、もうしばらくこうして側にいて欲しいと願って目を閉じた。
おわり
ぐっはぁぁ!
"やっぱり似た者同士の二人でした!"……という話だったのですが、
二人とも乙女ちっくなことを考えてるなぁと苦悶(笑)
いつも書いてることは同じなのですが、ものっそラブラブな二人が好きです。