原作設定(補完)

□その31
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#308

作成:2017/10/11




「トシィィィ!!」

「近藤さん。どうした、またあの女が何か……」

「お前、何で言わなかったんだ!」

「あ?何をだ?」

「今日は万事屋の誕生日だそうじゃねーか!!」

「………だ、だから何だよ」

「言ってくれりゃあ休みにしてやったのに、水くせぇじゃねーか」

「………だ、だから、何で………」

「? お前、万事屋と付き合ってるんだろ?」

「!!!!? な、な、なな、なんでっ」

「総悟が教えてくれたんだ。そんな大事なこと何で話してくれねーんだ……」

『あ、あ、あのヤロォォォォ』

「そ、それは……」

「うん、ま、トシは照れ屋だからな。俺には言いにくかったんだよな。それよりも、今から休みな」

「は!? や、いいよ、そんな……」

「なに言ってんだ、誕生日は大事だぞぉ。俺だってお妙さんの誕生日に贈り物は欠かさないしな!きっと万事屋だって喜んでくれるぞ!」

「……だから、そういうんじゃねーからいいんだって」

「ダメです!局長命令な!ちゃんと万事屋に会いに行ってこい。じゃないと万事屋を屯所に呼んじゃうぞ!(笑)」

「……ぐ……」




「………というわけだ……」

「おまっ……バレるにしたって、もうちょっとマシなバレ方があるんじゃないですすかね」(真っ赤)

「だからバラしたのは俺じゃねーし」

「つーか、沖田くんにはバレてたんだ」

「………おめーのせいでな」

「あ?俺ぇ?」

「………このあいだ、総悟に逃げられて一人で見回りしてたら……てめーが……あんなことしやがるから……」

「あるら〜……あれ、見られてた?」

「だからところ構わず発情すんなって言ってんだろうが」

「おまっ、顔を見るのも二週間ぶりだったんだぞ? 無防備に一人で歩いてたらチューぐらいしたくなるだろーが」

「む、無防備ってなんだ!仕事中だっただろうが!」

「いやいやいや、俺の顔を見た瞬間に嬉しそうな顔しちゃったからね。ものごっさ可愛かったからね」

「なっ……」

「あれはムラムラしても仕方ないよ、うん、ないない」

「俺のせいにすんじゃねー」

「あー、まあ、これで俺にも会いやすくなったんじゃね?雨降って地固まる、みたいな?」

「知られてると思うと余計に休みにくいわ」

「でも今日は会いに来てくれたんだろ?」

「……局長命令だしな」

「あー、そうか。土方くんを休ませるには、これからはゴリさんにお願いすればいーのかー」

「ばっ! んなことしたら………泣くぞ」

「ぶはっ! 泣いてる土方くんも見てみたいなぁ(笑)」

「…悪趣味め」

「だって泣くのは俺の前だけだろ? 誰も知らない土方くんならいつでも見たいんですぅぅぅ」

「…………おめーにしか見せてない姿ならいくらでもあるだろうが」

「ひひ。恋人の誕生日に優しくしてくれる土方くんとか?」

「してほしいならな」

「大歓迎でっす」



はぴば、銀さん!



 おわり



なんかいろんな小ネタを考えていたような気がするけど、
書こうとすると思い出せないのはなぜだろう(笑)
もっといちゃいちゃさせたいんだけどなぁ。


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