学園設定(補完)

□同級生−その3
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#65

作成:2018/02/17




「銀さぁぁぁん、はい、バレンタインデーのチョコ!私だと思っておいしく食べて!」

(あきらかな納豆臭)

「……いらね……」

「酷い!でもそんな銀さんが好き!!」

「……(うんざり)」

「銀時ぃ、そんなつれねーこと言ってねーで受け取ってやれよ。唯一のチョコだろ」

「……他にも貰ってるわ、クソチビ」

「誰がクソ……」

「誰が私の銀さんにチョコを!!? 私は誰からの挑戦でも受けるわよ!!」

「神楽からと……もう一つは下駄箱に入ってて、名前は無かった」

「…………あとは?」

「…………ねーよ」

「ぶふっ、そうかぁ、良かったな、三個も貰えて!」

「わしゃあ、おりょうちゃんからもろうたぞ! 板チョコじゃがお守り付きじゃあ!」

「…………"縁切り寺"って書いてあるぞ」

「え?どういう意味じゃ?」

「……別に」

「しかし、名前が無いというのは本命チョコっぽいな。銀時、心当たりはないのか?」

「……んなもん……」

「土方くん、おはよう! あの、これ、チョコなの。受け取って」

「私も! 上げる!」

「……どうも」

「ほう、うちのクラスの王子は今日もモテモテだな」

「似た者同士、犬猿の仲のおまえらだけど、さすがに今日は勝敗が目に見えてるなぁ(笑)」

「……ちっ」

「……(銀時のチョコを見て)……ぷっ……」

「何笑ってんですかコノヤロー!!」

「ふん」

「ぐぬぬぬぬぬ」

「ほんに仲が悪いんじゃのう、お前ら」




土方、自宅。

「……はぁ……甘い物は好きじゃねーけど……一応食ってやらねーとな……」(優しい)

がさごそ もぐもぐ

「……!!? なんだこのチョコケーキ……なんか……美味い……隠し味にマヨ?(感動) ……でも名前がねーな……」




坂田、自宅。

「ったく、土方のヤロー、人の気も知らねーで!! てめーの好みを熟知してて菓子も作れる器量良しなんか俺ぐらいだっつーの!ばーかっ!!」

モグモグ




再度、土方、自宅。

「……あいつ、俺のチョコ食ったかな……食ったよな……三個しか貰えてなかったし……食うよな、うん……」(満足)



 おわり



時間短縮のためにセリフのみになってしまいましたが、通じてますかね?
なんか……土銀っぽい?(笑)

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