原作設定(補完)

□その13
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それから、土方が銀時を誘って飲むようになり、銀時のほうも奢りならと言って付き合うようになった。




それからしばらくあと、土方がいつものように酔っ払って寝込んでしまった銀時の頭をもふもふしていると、

「……ん〜……デラックスパフェ、トッピング全部乗せで……むにゃむにゃ……」

銀時が寝惚けてそんなことを言い出し、土方は思わず笑ってしまった。

「……ぷ。まだ食いたりねーのか」

最近の居酒屋には甘い物系も多く、銀時は酒のつまみにパフェやケーキを食うという、土方にとっては暴挙を繰り返しているというのに、夢でまだ甘い物を要求している。

酒を飲むようになり、普段道で会ってもあまり険悪にならずに話ができるようになった。

そうなってみると銀時が思っていたよりも良いやつだということは認めるようになってのだが、

『かわいいな』

そんなことを思ってしまい、もふもふしながら『あれ?』と首を捻った。

モフモフに触りたいから飲みに行くのか、銀時に会いたいから飲みに行くのか。

土方がそれを悩むことになるのはもう少し後のことだった。






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……土銀じゃないから(笑)
以前、某BL作家さんが、“攻でもカワイイでいいじゃん”的なことを言ってまして、
目からウロコだった私は、それから攻に対しても“かわいい”を使います。
お互いどころか、土方も自覚してないんで全然銀土でもないんですが、
このあとはいつもの二人になるんだろうなぁという感じでお願いします。
もふもふ……触ってみたい(笑)



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