原作設定(補完)
□その13
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#129
作成:2015/09/29
ある日の万事屋。
「おい、マヨもうねーぞ」
「………」
「…おい」
「………」
「聞いてんのかっ、万事屋っ」
「……あのさー……」
「……なんだよ」
「名前で呼ばね?」
「………おい」
「ん?」
「マヨもうねーぞ」
「聞かなかったことにしないでくんない?」
「…マヨ…」
「名前で呼んだら持ってきてやる」
「…………いらねー」(ぷいっ)
「そこまで嫌かっ」
「………なんだよ、急に……」
「そういや俺、土方くんに名前で呼ばれたことねーなーって思って」
「………」
「名前を知らないって定番オチじゃないよねぇぇ!?」
「……知ってる」
「じゃあ、さん、はいっ」
「………」
「…さん、はいっ!」
「………」
「勢いでポロッと呼べるお膳立てしてやってんだろうがぁぁ!真っ赤になってる土方くんも可愛いけどさぁ、ここはほら、呼んでおけコラ」
「…おい…」
「ん?」
「てめーだって呼んでねーだろ」
「………」
「…ほら、てめーだって呼べねー……」
「十四郎」
「なっ……」
「俺は十四郎のこと十四郎って呼びたいけど、俺が十四郎って呼んだら十四郎が困ると思って十四郎って呼ぶのを我慢してるんだけど、十四郎が呼んで欲しいならいつでも十四郎って呼ぶよ」(10秒)
「呼びすぎだぁぁぁ!!!」
「そんじゃ、さん、はいっ!」
「……っ………ぎ……」
「………」
「……ぎ……」(真っ赤)
「………」
「……ぎ…ん……」(真っ赤っ赤)
「………」
ぎゅ〜〜〜〜〜〜っ
『超可愛い!バカわいいぃぃぃいい!!!』
「…んだコラァ…」(照れ)
おわり
……すみません、バカップルのバカ話で……いつもの。
ああ、もう、十四郎可愛いっ……ってか、銀さんのファンだっつーの(笑)