原作設定(補完)

□その1
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♯9

作成:2015/04/12 修正:2015/11/28




「来週の火曜日、非番?」

「…仕事、だな」

「休めねー?」

「無理だ。近藤さんと出張だな」

「…(ゴリと一緒かよ)」

「何かあんのか?」

「……誕生日」

「…誰の」

「………俺の」

「……ぷふっ。何、お前その年で誕生日祝って欲しいのか?」

「年は関係ねー。おめーと一緒にいたかったんだよ」

「…祝ってくれる奴らなら山ほどいるだろ。ガキ共に付き合ってやれよ」

「……おめーがいねーんじゃ仕方ねーな」




10月10日 午前中 万事屋

ピンポーン

「はーい」



「銀さん。銀さん宛に届け物ですよ。…ナマモノ…差出人不明ですね」

「食い物!何アルか?」

「あー?知らね。爆弾じゃねーだろーな。新八くんに開けさせてあげるよ」

「誰に狙われてるんですか……あ、ケーキですよ。誕生日おめでとう…って、誕生日なんですか?」

「…っ…」

「顔真っ赤アル、銀ちゃん」




10月11日 0:30 屯所

「おかえりなさ〜い」

「な、何やってんだ、てめー」

「ジミーに入れてもらいました。一刻も早く言いたかったんだよ」

「?」

「ケーキ、どうもな」

「…なんの話だよ。俺じゃねー」

「嘘」

「嘘じゃねー。祝ってくれる奴たくさんいるんだろ、そいつらじゃ…」

「誕生日教えたのお前だけだし」

「…………てめっ…卑怯っ」

「お前も言ってただろ、いい年して、って。でも祝って欲しいなんて思ったのお前が初めてだったんだよ。だから嬉しい」

「……10日過ぎたけどな」

「大丈夫。銀さんの時計、まだ10日だから」

「?……マジックで描いたらくがきみてーな腕時計だな」

「ひひっ………土方……」

「……ん……」

「……」

「…っ……ふっ…」

ゴソッ

「…ちょ……だめだ…」

「んー」

「…おい…」

「大丈夫。銀さんの時計で今日中に終わらせるから」

「てめーの時計は進まねーだろ!……んんっ…」

「♪」

「……って、ここどこだと思ってんだぁぁああ!」

ドカーン!バーン!

「いてて。おまっ、本気で蹴り飛ばすこたぁねーだろっ」

「お前らまとめて斬られてーのかっ」

「ら?」

ゴソゴソッ

「ん?吹っ飛ばされて俺が乗った襖の下に誰かいる?」

「誰に説明してんだ」

「旦那、誕生日おめでとうごさいやす」

「…ます」

「どうも」

「プレゼントですが、可愛いのとエロいの、どっちがいいですかぃ?」

「…か?」

「エロいの!」

「正直者の旦那には両方プレゼントでぃ」

「…っす」

「写真?……ふおおおおぉ!……(じーっ)」

「な、なんだよ」

「今晩はこれで我慢してやるぜ!じゃっ!!」

「……な、何を渡したぁぁああ!それで何する気だぁぁああ!!」

「何って…ナニでやしょう」

「総悟っ!」



おわり



セリフだけでイケるかと書いてみましたが、
一部無理がありましたね。
ちなみに、沖田と一緒に潰されてるのは山崎です(笑)
説明的セリフを入れたかったけど思い付かなかった…
ちゅー以上のイチャイチャはセリフのみ限定(笑)



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