劣等感の革新

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秀でた彼と
劣った僕。



愛するとしたならば、勿論前者で彼の方。


比べる事しか出来ない奴等につまらなさを感じ、こんな僕にも嫌悪した。



彼が太陽なら、僕は月


もしくは暗闇にぼんやりとしか光れない、できそこないの星であろうか。


彼の光で僕は霞む。




…そんなこと、昔からよく知っていた事だけれど。






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