子猫
□久し振り…ですね。
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転校生…それは、彩花の事だ。
まあ、自己紹介等は簡単にしましたので、skipします。
そして、放課後…
ー図書室ー
『フゥ…此処が図書室…。本が沢山ありますね…。』
彩花は、ガリガリガリガリと紙に調べた内容〔テニスの事〕を丁寧で綺麗な字で書いていた。
彩花の腕が動くたびに、彩花の腕に着いている仁王がくれた猫用の首輪の鈴が鳴り響いた。
すると、
仁「……その鈴…まさか、お前さんは真っ白な子猫を殺したんか?」
凄い形相で睨んでくる仁王とテニス部全員が来た。
彩花はレアと言う存在を消すために嘘ついた。
『あ〜…あの糞汚い子猫?殺した?嫌、死んでたんだよ〜(黒笑)』
仁「死んでた?…嘘じゃ…」
『本当だよぉ〜…あ、これ、仁王のだったんだ〜…あげるよ。』
彩花は仁王の目の前に首輪を差し出した。
仁王は彩花から首輪を奪い取った。
『んじゃあね〜(笑)』
丸「待てよ!!この糞女!!」
丸井は彩花を殴った。
『……ッ…おいコラ、人間の分際で私を殴るんじゃねぇよ!!(怒)』
丸「!?んだと!?てめぇがレアを殺したんだろ?本当の事を言いやがれ。」
『嫌だね〜…まあ、嘘っちゃ嘘か…。レアは死んでないよ。まあ、骨の1本か2本は逝っちゃってるけど♪』
柳「な!?…お前は最低な奴だな…。」
『最低?どっちがよ!!私の事を分からないお前等が最低だろ!』
仁「お前さんは…吹雪の日にレアを見殺しにしようとした奴かの!?」
『あ〜…もう腹立つ!!(怒)』
彩花は真っ白な猫の姿に変わった。
《……久し振りにこの姿になった気がする…》
仁「レア!?」
『にゃおん』《これでやっと分かるとは…愚か者め…》
丸「てことは…俺はレアを殴ったっつーこと!?」
《そーゆうこと。》
仁「……ブンちゃん…酷いナリ…」
丸「すんませんしたァァァァア!!」
『クスッ』
いつの間にか、彩花は元の姿に戻っていた。