短編

□あなたに愛を込めて。
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だけど、土方さんは忙しい人だし、お仕事中だったら、邪魔になっちゃう。


お菓子を手に、ウロウロしていると

「舞桜、いるのはわかってる。入ったら、どうだ。」

あ、気付かれてました。
部屋に入ると、文机に紙がたくさん積まれていた。

『あの、お仕事中にスミマセン。土方さんに渡したいものがあって…』

「ちょうど休憩しようと思ってたところだから、気にしなくていい。
それで、渡してぇものは何だ?」


土方さんは、優しい瞳を向けてくれる。

頑張るのよ。舞桜!

『お茶にどうかと思って、お菓子を作ったんです。抹茶と甘納豆の甘さ控えめのしっとりとしたケーキです///』

そう言って、抹茶チョコと甘納豆のブラウニーを差し出した。

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