09/19の日記
11:10
思い出
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もうすっかりと風が涼しくなり、夏らしさはなくなりました。
秋になると金木犀が小さな花を大輪に咲かせますが、あの匂いが漂う度に俺はある記憶を思い出し、辛く感じると思います。
結構いい思い出のはずなんですがね…
一番初めの頃のことなので、尚更懐かしく感じます。
きっとあの頃から一年過ぎようとしているのですが、昨日、一昨日とその金木犀の彼に会ってきました。
相も変わらず楽しく、久々にあんなに笑ったと思います。
俺は相手のことを初めて会った時に印象強く残っていることの人として、比喩することがあります。
それが金木犀であったり、夏空であったり、雨であったり、その時に飲んだ飲み物の名であったり。
何処からともなく香る金木犀と、一本道に敷かれている赤の枯葉。思い出が美化されているとは知りながらも、思い出しては、どこかキュンと胸高鳴ります。
ここだけの話、その金木犀の彼が寝ている朝9時すぎくらいに、卒業アルバムを勝手に拝見させてもらったのですが…。
今の印象とは程遠い、少し幼く感じるその彼を見つけて、思わず笑顔になりました。彼一人だけ少し自慢げな顔して映っているそれは、俺の知らない彼を知った気がして嬉しかったですね。
彼が起きるまで暇なので、置いてあった文庫本を読んでみたり、部屋の中を見渡したり。
あの本の題名は何だったか。ミステリー系だったような、超心理学だったような。
曖昧な記憶の中、ただただ思ったのは、金木犀の彼と遊ぶのはやはり楽しかった、ということだけですね。子供みたいにはしゃいでクレーンに挑む姿が愛おしかったです。
飴ちゃん、ありがとうございました。
俺の人生の中には、数人の異性が出てきます。年齢も性格もバラバラなのですが、一つだけ共通していることがあります。
それは内緒なのですが、ここ1,2年の出来事なのでそれを元に書き起こせたらいいなと密かに思っています。
経験談、というべきでしょうか。また18という年齢で拙い文章で夢を書いていますが、自分の経験を元に置き換えで書けるのか、不安です。
それぞれイメージの合う、俺の好きなキャラクターに置き換え、頑張りたいと思います。
もちろん、就職試験の後にですけれどね。
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