それでも私は2

□君がいないと
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ガープ中将がルフィ達のいるウォーターセブンへ向かうというので、何もすることが無くなり、いつもならマリンフォードにいる時間帯、私は部屋でごろごろとする日々が続いた。
本も全部読んでしまったし、つまらなくなっているとやはり思い出してしまうのは彼の事。
彼は、いつだって一言で私の全てを変えてくれた。
私が彼に何をしてあげる事ができたかと思うくらい、大切な言葉をくれた。
船に乗る時も。
嫉妬した時も。
危機に陥った時も。
いつだって。
私が彼を好きだと自覚したのはいつだったのだろうか。


私がもう一度、天竜人と知られずにただのレティとして会いたいというのは傲慢でしょうか。
それでも、また会いたいと思うのです。
ローさん。
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