お題文

□諦めの境地
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スネイプは目覚まし時計で起こされる前に、目を覚ました。
助手がベッドに潜り込んでいないことを確かめ――今日は大丈夫だった――杖を振って着替えを呼び寄せる。
簡単に身支度を済ませると、助手の寝室をノックした。

「おい、起きたか?」
「…はいー、起き…て…すー…すー…」
「寝るな馬鹿者!1分で支度しないと先に行くからな」
「…んー…はっ!待って下さい!起きましたっ、起きましたから!」
「あと50秒だ」
「先輩の鬼!悪魔―!」



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