お題文

□お前の頭の中を一度見てみたいよ
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「な…!なんでお前がここにいるんだ!」
「あ、スネイプ先輩。おかえりなさーい」
「質問に答えろ!」

スネイプが驚くのも無理はない。彼女がいるこの場所は、スリザリン寮の談話室なのである。
ダークグリーンのソファーに座り、紅茶を飲む彼女の両隣には、笑顔のルシウスと苦笑いのレギュラス。後ろで彼女の髪をいじっているのは、ご機嫌なナルシッサ。

(絶対あの2人が絡んでいるに違いない…!)

スネイプの冷えきった視線を受け流しながら優雅に紅茶を飲んでいたルシウスは、静かにカップをソーサーに戻し、組んでいた足を組み替えて――さらに咳払いをひとつしてからようやく口を開いた。

「私が招待したのだよ。セブルスの大切な子を先輩として…いや、友人としてもてなすのは当然だろう?」
「こいつはそんなのじゃありません!」
「セブルスったら、ちっともわたし達に紹介してくれないんだもの。こんなに可愛い子なら、もっと早く会いたかったわ」
「ナルシッサ、そうセブルスを責めてやるな。これからいくらでも会えるんだからな」
「えぇ、そうね」



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