お題文
□賛成と反対
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「やっぱり駄目…ですよね？」
「ふん、分かっているならいちいち聞くな」
「ですよね…やっぱり駄目かぁ…はぁ―」
「ちっ 鬱陶しい！わざとらしいため息をやめんか！」
「わざとじゃないですよう！分かってましたけど、改めて駄目って言われるとショックなんですー！」
「…………」
「ちょ、そうやって片眉上げて聞き流さないで下さいよ！」
「ふん、駄目なものは駄目だ。諦めることですな」
「ですよね…はぁぁぁ―」
「って言うのを１週間続けてたら、教授が許可してくれたんだよ！」
「それでこれを買って貰ったの？」
「うん！ほら、凄くない？最新のオーブンレンジ！揚げずに揚げ物も出来ちゃうんだって！蒸したりも出来るしさ、お菓子も失敗なしで出来ちゃうんだよ。これでリーマスにチョコレートタルト作ってあげるね」
「ふふ、ありがとう。でもセブルスんちのキッチンにも備え付けのオーブンがあったでしょ？」
「うん、それも勿論使うんだけどね、ほら、マクゴナガル先生とかリーマス達とかが来たときにたくさんお料理出したいじゃん？だからもう１個オーブン欲しいなぁって思ってたんだよね」
「…あぁ、そういうことか」
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