お題文
□距離感
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一般的な教授と助手、というのが分からないからなんとも言えないんだけど、多分あの２人の距離は近い――いや、近すぎるんじゃないかと思うんだ。
「ねぇ、シリウスもそう思うでしょ？」
「そうだな、私もその意見には賛成だよ、ハリー」
「この前なんてさ、ダイアゴン横丁であの子を見かけたから声をかけて立ち話をしてたんだけど、いつの間にかスネイプが僕の後ろに立ってて『お前は仕事中なのではないのかね？ポッター』って」
「はは、結構似てるぞ、ハリー」
「学生時代に散々真似したからね。…それにしてもいっつも一緒にいるよね、あの２人って。ハーマイオニーから聞いたんだけど、あの子と一緒に遊んでたら５時にスネイプが迎えに来たんだって」
「５時？それは随分と早いな」
「門限が５時らしいよ。でも全然嫌がってないどころか、スネイプが迎えに来て喜んでたんだって」
「あー、そうなんだよなぁ。あいつは昔からスニベリーにくっついて薬草取りだのなんだのに一緒に行きたがって、よく怒られてたからな」
「ふーん、なんでよりにもよってスネイプなのかな？」
「さぁな。全く分からん」
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