お題文
□帰る時間
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「遅い!」
「すみませんー!」
「さっさと帰るぞ」
「あ!ちょっとだけ薬草屋さんに寄りません?教授にモノモニ草の雄を選んで頂きたいんですよ。わたしあの草の雄・雌がよくわからんなくて…」
「ちっ、仕方がない。店は何処だ?」
「ありがとうございます。こっちです、あの角のところの…ほら、ここです」
「ほぅ、なかなか品揃えがいいな」
「ね!ですよね!」
「ついでにいろいろ揃えてから帰るとするか」
「はぁーい」
(やったぁー!教授ともお買い物出来ちゃった)
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なにも違和感なく教授の過保護っぷりを受け入れるヒロインと、無意識に過保護な教授と、もういろいろ諦めるしかない周り、が通常運転。
end