ねこカフェ
□またのお越しをおまちしております。
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笹本の方を見ると会田の名刺ケースを弄り
名刺を一枚を抜き取る姿…
そして、代わりに黒い名刺を中に…きっと笹本のに違いない。
会田は立ち上がり、
名刺ケースを返してもらいに笹本の方へと近づく。
すると、笹本は会田の首に腕を回し薄暗い隅へと連れ込む
身長差は然程ないので顔が近い…
近寄る唇…
そして、キス…
笹本は名刺ケースを会田の胸ポケットに返し
その手を滑るように会田の股間を弄る。
「今度気分が良ければ
VIPルームで相手してやんよ」
ニヤリと微笑む笹本。会田も釣られて微笑む。
「お客様のお帰りです」
ウェイターが客の帰りを合図する。
深月が会計を済ましているところだったので
会田も慌てて笹本と離れ鞄を取り深月の隣へと回った。
会田は最後にチラリと後ろを振り返る
すると、笹本は猫を抱いて猫と一緒に間にバイバイと見送っていた。
-END-