戦うリーマン
□-序章-
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駅前の会社から1駅。最寄りの駅からは徒歩で5分。
…と少しでも寝ていたい俺には恵まれた住処。
サラリーマンになって3年、やっとスーツも板についてきた俺の名は結城 純平25歳。
働くサラリーマン青春真っ只中!
…あれ?家の方が騒がしい。
「…ボヤだってよ」
「全棟焼けなかったのは幸いだけど、何部屋か被害出てるみたいね」
近所のおばさん達が話して去って行く中、俺はコンビニ弁当の入った袋をぶらぶらさせながら自分の家へと向かった時…大家さんと消防隊のやり取りが見えた。
ふと、俺はマンションの上を見る…
「お、俺の部屋が焦げてる…」