不満タラタラな非日常
□異界
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どの位歩いたのか解らなくなる位、脳機能が働かなくなってきていた。感覚、思考、判断、決断…これらの機能が鈍くなってきていた。
「不気味過ぎる…不気味なポケモンとかが出そうな雰囲気じゃんかよ…。ヒトモシとかゲンガーとかゴースとかゴーストとかジュペッタとかヤミラミとかヤミカラスとかムウマとかカゲボーズとかとか……あー面倒。だけど気になるのは何でだろうなぁ」
ジルのパートナーであるラティオスはその言葉に頷く。あまり気にしないラティオスでさえこの不気味過ぎる程の雰囲気が嫌いらしく、嫌な顔をしている。