books(黒バス)

□今でも
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中学の時に目をつけたテツヤ

その白い肌に惹かれた
澄んだ青い瞳に惹かれた

手に入れるには


簡単な話だ

開発など容易い

その心さえ
大輝との決別につけこめば
一瞬だった

)僕にはもう……
赤司くんしかいません……

そう言って
試合後にはいつも泣くテツヤ
可愛いテツヤ

抱いてやればすぐに
我を忘れる

ただただ僕を求めた

その快楽を与えられるのは
僕だけだったから

でもそのテツヤが退部したのは
予想外だった

無理矢理連れ戻すことも
出来たのだけれど
やめた

高校になって
離れてしまっても

テツヤが

僕に会いにくるのを

待とうと思った


そしてその予想は当たった

東京から京都まで
試合があった時には必ず
抱かれに来た


今でもテツヤは僕のもの

新しい光が
テツヤを手に入れようとしているのはすぐに分かった

でも残念だな

テツヤは僕のなんだから
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