books(ハイキュー)

□甘い理由は
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ある平日

澤村は担任と面談があったので
部活には出ずにそのまま帰った

菅原も違う時間に面談が入っていたから一緒に帰ることもできなくて




駅前の少し寂れた商店街を通ると





何か聞こえる




店と店の間から





暗くてよく見えなくて
近づいてみた







そこには













菅原は面談が終わって1人で
帰宅していた







1人で帰るのは久しぶりだった

いつも大地が一緒だったから







そんなとき








グイッ!







袖をおもむろに引っ張られ

路地の中へと倒れこんだ



)痛っ……何なんだ…んんっ!!


急に鼻と口を布で塞がれる

とっさのことでどうしようもなかった

必死に抵抗しても顔に押し付けられる力には叶わなくて

)んんんっっ……!んんっ!


段々抜けて行く力

薬品が染み込ませてあるんだろう

頭がフラフラしてきた








菅原が倒れるその寸前







)孝支っっ!!


聞き慣れたその声は

大地の声だった












口を塞がれて襲われていた
孝支の姿を見つけた


気付いた時には

孝支の手を引いていた





ひと気のないところまで走ると

急に座り込む菅原


)孝支っっ!大丈夫か?





菅原は身体の異変を感じた







熱い







特に







あそこが熱い







)大地っ………

セックスしよ………
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