books(黒バス)

□好きな人は
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ねぇ黒子っち

本当に青峰っちが好きなの?




俺のね







好きな人はね















青峰の家から駅まで

黄瀬と黒子は並んで歩く



黄瀬は黒子を離したくなくて
このまま別れたくなくて





)ねぇ黒子っち
一緒に俺の高校行って
バスケやんない?




恐る恐る誘ってみた


少し考えていた黒子



)いいですよ。お願いします








黄瀬の胸は高鳴った





)おっ黄瀬じゃん

)今日は来ないんじゃないの?

)…………ってよく見ると
もう1人いるじゃん



)))))うわぁぁぁっ!!
本当だっ!!





もうお決まりパターンに
ややうんざり気味の黒子


)黄瀬くんに誘っていただきました
一緒に練習させてもらいます
よろしくお願いします




そうして、1日だけ
一緒に練習することになった






)ほんとに黒子ってパス以外
何にもできねーな



呆れたように言う笠松


)だから目立たなくていいんでしょ


笠松と森山は練習を見ながら話していた


)パスに関しては神業なのに……

)幻の6人目は伊達じゃねーな



海常高校の全員が
黒子のパスには見惚れた




黄瀬は満足だった

みんなが認める黒子の才能
凡人だとは言わせない



特別な黒子






俺にとって特別な

大切な黒子






だからこそ







もっと傍にいたい







誰よりも




黒子っちの近くにいたい





そう思った
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