PSYCHO-PASS

□怖いよ顔が...
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「失礼します、局長。」


 俺達のがいる部屋の扉が開き何者かが入ってきた



「待っていたよ、宜野座君。」



 宜野座(ぎのざ)?



 あぁ、そーいえば原作にいたなぁ



 やっぱりサイコパスの世界なんだなココは




「宜野座君、彼が高橋英人君だ。」



「...。」



「...。」


 視線が厳しいなオイッ



「高橋君、彼は宜野座伸元君。


君の職場の先輩だ。」




「高橋です、これからよろしくです。」



「宜野座だ。


君が配属された刑事課は慢性的な人手不足でね、悪いが新米扱いはしていられない。」




「はい...。」


 えー、第一声がソレかよ


 ...心配しかないです俺のこれからが




「何をしている…行くぞ。では局長失礼します。」



 宜野座さんはそう言って部屋から出て行った



 



「...失礼します。」


俺も局長に一礼し宜野座さんにつづいた





「「...。」」



 The無言!!



 今の状況はまさにこの言葉だ



「...。」


 やっぱり俺からなんか話しかけた方が良いのか?


 いつやるか



 ...今でないでしょ...





「先ほども言ったが、刑事課は人手不足が深刻でね。


新米扱いはしていられない。


そのことを肝に銘じておくように。」




「は、はぁ...。」


 ならどうしろっていうんだよ...トホホ





「それから、刑事課監視官になる君に忠告事項を教えておく。」


「はい。」



「これから会う連中を同じ人間と思うな。」


「はい?」


 か、簡潔な説明をどうも...



「奴らは犯罪係数が規定値を超えた人格破綻者だ。


本来ならば潜在犯として隔離されるべきところをただひとつ許可された社会活動として同じ犯罪者を駆り立てる役目を与えられた。



やつらは猟犬...獣を狩るべきための獣だ。



それが執行官...。



君がこれから預かる部下だ。」




「目には目をは歯には歯を悪には悪をってとこですか。」


 思ったことを素直に述べた



「その通りだ。」



「面白い発想ですよね。」



「面白い?」



「えぇ、シビュラシステムとかいうなんかすげーシステムが構築されている今のこの社会なのに、子どもじみた仕組みみたいだなって思って。」


 

「...君は変わっているな。」




「そうですか?」


「あぁ。」



 そいいいながら俺と宜野座さんはエレベーターに乗り込んだ






「公安局刑事課一係はこのフロアだ。



これから君は執行官達との顔合わせをしてもらう。



だが、くれぐれも



「やつらを同じ人間と思うなでしょ。」




「そうだ。」




 
  
 あぁ、始ってしまうのだ



 原作というモノが



 
 だが俺というイレギュラーを含んだこの世界はどうなるんだ?



 それが楽しみでもあるし不安でもある




 

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