PSYCHO-PASS

□タイムスリップだよね?
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あ、やば...



俺が最後にみたのは自分に向かってくるトラックだった







ん?


あれ?


痛くない...?




むしろ、暖かい...



この暖かさは



まるで布団だ


そう、この重さとかさ



って⁉


布団じゃん



 俺は布団をかぶっていた



 慌てて飛び起きる



ここは、俺の部屋?


俺がいる部屋は7畳くらいかな机に本棚、ベッド


まぁ普通と言われればそれまでの部屋


けど、どこか懐かしさを感じる




アレは夢だったのか。


夢にして妙にリアルだったな


なら、寝よ寝よ。




ガチャリ


英人〜、ご飯よ〜起きなさい。


まったく、いつまで寝てるの!




 何者かが俺の部屋の扉を開けて入ってきたようだ









へ?


か、母さん?



まだねぼけてるのね、まったく。

とにかく、早くしなさい。


母さん?は俺の部屋?から出て行った


おかしいぞ、確かにお袋だが若すぎる


まるで俺が高校生くらいの頃…


ま、まさかな


鏡を見る


な、なんじゃこりゃー⁉


高校生の頃の俺の姿が鏡には映し出されていた



た、タイムスリップ。


アレは夢なんかじゃなかったんだ


タイムスリップだとしたら全てが一致する


懐かしさを感じるこの部屋


若くなった母


若かりし頃の俺





英人、いい加減にしなさーい!



い、今行く!


まずは朝飯をとらねば


母さん怒るとマジで怖いんだよ(>人<;)





 1階に降りると朝食の匂いがする


  ちなみに俺の部屋は2階だ



 
 やっぱタイムスリップだな、家の間取りもかわってねぇし






『今日の天気は曇りのち晴れ、降水確率は0%(パーセント)』



 大き目のテレビに今日の情報がしださうつ



 








世田谷区エリアで予想される集団ストレスはレベル1




...ん?


なんか今おかしな情報が




『たった今、入ったニュースをお伝えします



先日から逃亡を図っていた潜在犯の○○氏が逮捕されました』




サイコパス犯罪者?



 はて、どこかで聞いたような...




 ...まぁ、気のせいか






 さぁ、二度目の人生、楽しく行きますか!!













 と思ってた時期が俺にもありました










高橋 英人 (たかはし えいと)。



本日付けで君を厚生省公安局刑事課の監視官に任命する。



法と秩序の守護者として弛まぬ尽力と献身を期待する。







 椅子に座り俺に話す人物



公安局局長のえーと名前は、か、かせ...かさい?




と、とにかくこれから俺の職場のお偉いさんである



ちなみに容姿は銀白色系のショートカットで眼鏡を着用している中高年の女性だ





 


 いけねそろそろ話が終るから返事しなきゃ



はい。



 なぜだ、なぜこんなことに




 よりによってサイコパスの世界なんかに!?

 
 




  タイムスリップだと思っていたあの頃がとても遠い日の記憶におもえた 
 

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