NOVEL
□風邪
1ページ/3ページ
それは まだ悟飯が幼かった頃の話。
ある日、悟飯は風邪をひき、高熱を出した。
慌てて息子を病院へと連れて行く 悟空とチチ。
チチ 『 先生、悟飯ちゃんは…悟飯ちゃんは……!! 』
生まれてから 病気一つしなかった息子が初めて見せる様子に、チチは激しく取り乱していた。
医師 『 風邪ですね。とりあえず、注射打っておきますか 』
チチ 『 それでこの子は助かるだか?! 』
医師 『 ええ。熱さえ下がれば 心配ないでしょう 』
そう言うと、医師はおもむろに注射器を取り出し、悟飯のお尻に針を近づけた。