妖精

□U
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自宅


『やっぱり家が一番だねーグレイ!』


ユリアはソファでくつろぎながらグレイに言った。


「あぁ。今回どんな仕事行ってたんだユリア?」


この2人恋人同士でユリアが仕事先で無茶ばかりするのでいつの間にか仕事内容を報告するのが決まりになっていた。


『今回は討伐依頼だったから普通に潰しただけだよ』


ユリアは腕を庇いながらグレイに寄りかかった。



「普通に潰して何で腕に怪我してんの」


グレイはユリアの腕を掴み冷たく言い放った。



『イタッ、グレイ怒ってるよね・・・・』


「怒ってる、何で怪我したの?」


グレイは優しく問いかけた。


『依頼で怪我した訳じゃ無いんだよ?さっき、お湯かかっちゃって・・・・』

「何でその時に俺を呼ばないんだよ!!」



グレイは焦ってユリアの腕を冷やし始めた。


『だってグレイ、お風呂入ってたから・・・』


「ごめん、でも怪我したからしばらく1人で仕事行くの禁止な」


ユリアを抱きしめながら耳元でささやいた。
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